ウォーターサーバーの契約を考える中で「注文する水の量の目安が分からない!」と思ったことはありませんか?
普段無意識に消費している水の量は、なかなか把握しづらいものです。
この記事では、ライフスタイルごとの水の消費量について徹底解説しています。
記事の最後には自分に合ったウォーターサーバーメーカーが分かる比較表もありますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
※このページはすべて税込表示です
ウォーターサーバー 月何リットル?活用法は?
実際にウォーターサーバーを契約した方はどのような使用用途でウォーターサーバーを活用しているのでしょうか?
以前、ウォーターサーバー利用者に契約のきっかけについて伺った際には、赤ちゃんのミルクや離乳食づくりに利用したかったと答えた方が多い印象でした。
実際に赤ちゃんのミルクづくりにつかったり、そのほかの使い方をしたりすると、水の消費量はどれほどなのか、家族構成ごとに必要な水の量はどの程度なのかを次から見ていきましょう。
そもそも水は1日にどのくらい飲んだらいいの?
一般的に体重1kgにつき成人であれば50mlの水分が必要になります。例えば体重が60kgの成人であれば、50ml×60kg=3000ml(3L)を1日に摂取しなければならないことになります。
体重1kgあたりに必要な水分量 | |
---|---|
※1 年代ごとの推奨摂取水分量(ml)×体重(kg)=自分の消費水量 | |
150ml | |
幼児 | 100ml |
80ml | |
成人 | 50ml |
40ml |
高齢者に必要な水分摂取量とは?水分補給を習慣化しよう(AquaClara公式サイト)
そのうち食事から摂ることのできる水分は成人で1.5Lとなり、残りの1.5Lは水分を補給することで摂取できます。
一方で、人の体からは常に体の水分が失われ続けています。
一般的には、呼吸をしているだけでも1日約900mlの水分が失われていると言われています。
もちろん、それに加えて尿や便といった排泄においても水分は失われていきます。
たとえあまり体を動かさないデスクワークでも、8時間続ければ500ml近い水分が失われているのです。
他にも、入浴する際にも同程度の水分が失われます。
それらを踏まえて自分の生活と照らし合わせたとき、理想的な摂取水分量がどのくらいなのか、ぜひご自身の体重で試しに計算してみてください。
使用用途で異なる水の消費量
ウォーターサーバーは普段の飲料水以外にも、ミルク・離乳食づくり、お茶や料理などに活用できます。まずは日常生活でウォーターサーバー使用する場合の水の消費量をかんたんな表にまとめました。
使用用途 | 水の消費量(目安) |
---|---|
水・お茶など(1杯) | 200ml |
80ml~160ml | |
炊飯(1合) | 200ml |
150ml | |
味噌汁(1杯) | 200ml |
なお、赤ちゃんのミルクは発育段階によって与える量や与え方が異なります。一般的には生後1、2ヶ月の間は80ml、生後半年から1歳になるまでが80ml~120ml、1歳から2歳の間には120ml~160mlのミルクが赤ちゃんには必要とされていますよ。発育段階が進むごとに離乳食が進むので、ミルクをあげる回数も少なくなっていきます。
ウォーターサーバー 自分の水の消費量が月何リットルかチェック!
さて、これらを踏まえたうえで、実際にウォーターサーバーを導入した場合、ひと月に使用すると思われる水の量をまとめてみました。なお自宅での活動時間を3分の1とした時の計算です。
ひと月の水の消費量(目安) | ||
---|---|---|
飲用のみ | 飲用+料理(自炊) | |
1人暮らし | 15L | 18.5L |
2人暮らし | 30L | 37L |
3人暮らし | 45L | 55.5L |
+赤ちゃんの (80mlのミルクを1日8回与えた場合) | 19.2L | – |
高齢者の水の消費量は若者よりも減少します。ウォーターサーバーを利用する場合も、「飲み切ることができない」ということを防ぐために上記の表よりも少なめに水を注文することも一つの方法です。ちなみに高齢者の場合は体重1kgにつき40mlの水分が必要となります。
また、以下のページでは2人~5人以上を対象とした人数別のおすすめウォーターサーバーの紹介をしています。もし、上記の消費水量表に掲載していない4人暮らし以上というご家庭の場合はぜひ参考にしてみてくださいね。
ウォーターサーバー 月何リットルか分かったら最後はコストの確認!
ウォーターサーバーを選ぶ際に把握しておきたいポイントをこの項では簡単にまとめました。大きく分けて選ぶ際のポイントは以下の通りです。
今回の記事では月に消費する水の量に関係する「ボトル容量」と「コスト面」について見ていきましょう。
ウォーターサーバーのボトル容量はメーカーによって異なりますが、12Lを基本としているメーカーが多いです。
ウォーターサーバーのコスト面
ウォーターサーバーの月額費用は「サーバーレンタル料+電気代+水の料金」です。
ウォーターサーバーのレンタル料は大体500~1500円程度のものが多いです。
ウォーターサーバーの中にはサーバーレンタル料無料のウォーターサーバーなどもあります。
ただし、その分水代が高いなどデメリットがあることがあるので、契約する際には全体のコストも加味して検討することをおすすめします。
また、ウォーターサーバーの電気代は一カ月当たり平均約727円となっています。
この基本的なシステムを理解したところで、もう少し踏み込んだ契約内容について確認してみましょう。
注文ノルマについて
ウォーターサーバーにはボトルの最低注文本数が定められている場合があります。このノルマをクリアすることができない場合、基本の「サーバーレンタル料+電気代+水の料金」とは別途で違約金が発生する場合も存在しますので注意が必要です。
もしもあなたが規定ノルマほど水を消費しない場合は、ノルマ無しのウォーターサーバーを契約するという選択もあります。ノルマ無しのウォーターサーバー例は、後記の比較表にて確認できます。
ボトル容量・ノルマの比較表
メーカー | ノルマ詳細 | (500mlあたり) 水の料金 | ボトル容量 |
---|---|---|---|
コスモウォーター 高機能のサーバー提供に定評のあるメーカー。天然水を採用しておりボトルは使い捨て | 1ヶ月に12Lボトル×2本~ | 85.5円 | 12L |
プレミアムウォーター サーバーはデザイン性と機能性のバランスの良さが特徴。Amadanaとのコラボレーション商品も人気が高い | 1ヶ月に12Lボトル×2本~ | (※ずっとPREMIUMプラン) | 82.7円7L/12L |
クリクラ 全国の産院で使用された実績があるメーカー。無料お試し期間あり | 3ヶ月に12Lボトル×6本~ | 70.4円 | 6L/12L |
アクアクララ 月額制だがサポートが充実。コーヒーマシン付きウォーターサーバーなど独自性のある製品もあり。RO水を使用しているため水は格安 | – | 58.5円 | 7L/12L |
サントリー天然水 ウォーターサーバー 南アルプスの天然水をウォーターサーバーで飲むことのできるサントリー公式サーバー。衛生機能も充実 | 2ヶ月に7.8Lボトル×3本~ | 86.5円 | 7.8L |
ワンウェイウォーター ボトル下置きタイプのsmartはボトル交換が容易に行える。機能性はレンタル料が無料のウォーターサーバーメーカーの中でトップクラス | 1ヶ月に12Lボトル×3本~ | 56.3円 | 12L |
フレシャス(天然水) 機能性や使い勝手、デザイン性などにこだわりぬいたサーバー展開が特徴。エコ機能搭載で電気代を節約できる | 1ヶ月に7.2Lパック×4パック~ ※dewo(デュオ)の場合 | 85.5円 | 7.2L ※dewo(デュオ)の場合 |
ピュアハワイアンウォーター ハワイの地下水を利用した天然水という珍しいウォーターサーバーを展開している。水ボトルは使い捨てタイプ | 3ヶ月で12Lボトル×4本~ | 85.3円 | 7.6L/11.4L |
信濃湧水 天然水を採用しているウォーターサーバーでは最安クラスのメーカー。クリーン機能で水を衛生的に保つことが可能 | – | 71円 | 12L |
アルピナウォーター ボトルタイプは使い捨て・返却か選択可能。余分なミネラルをのぞいているため赤ちゃんの粉ミルクにも適している | – | 47.3円 | ※スタンダードサーバーの場合 | 8L/12L/18.9L
なお、ウォーターサーバーの中にはこのほかにも、そもそも水を注文しないタイプの水道水浄水型のウォーターサーバーがあります。
水道水浄水型のウォーターサーバーは、定額制で水を使用できるため、水を大量に消費する人にとっては非常にお得です。
水道水浄水型ウォーターサーバーも含めて、ボトル容量ごとのおすすめサーバーが知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
【まとめ】ウォーターサーバーは月に何リットル消費するのか?
水の消費量は家庭や人それぞれだというのがわかりました。
自分は多く使うのか?それとも少ないのか?きちんと傾向を把握しておくと無駄なく契約できそうですね。