ウォーターサーバーのコンセントを抜くのはNG!?その理由と抜く時の判断基準

旅行で不在になるなどの理由で、ウォーターサーバーのコンセントを抜くご家庭もあるかと思います。しかし基本的にウォーターサーバーのコンセントを抜くのはNGです。

「なぜコンセントを抜くとダメなの?」

「節電になるから良いのでは?」

そんな疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、ウォーターサーバーのコンセントを抜いてはいけない理由と抜く時の判断基準についてご紹介しますので旅行等で不在にする際は参考にしてください。

ウォーターサーバーのコンセントを抜くのはNG!?

「節電になるからコンセントを抜いても良いじゃない」と考えている方も多いと思いますが、結論から言うとウォーターサーバーのコンセントを抜くのはNGです!

ここではコンセントを抜いてはいけない理由について解説しますので目を通しておいてくださいね。

コンセントを抜くとどうなる?

ウォーターサーバーのコンセントを抜くとどうなるのでしょうか?

実は機種によって異なるのですが、
コンセントを抜くことでサーバー本体に色々なエラーが生じます。

【コンセントを抜いた時のエラーの一部】

  • 時刻の設定が初期状態に戻る
  • 内部クリーン機能が停止
  • 再起動後も内部クリーンの周期がリセットされる

現在ではウォーターサーバーの多くの機種に、温水を循環させる衛生システム(内部クリーン)が搭載されています。

しかしコンセントを抜いている間、当然内部クリーン機能はストップします。
また、再起動後もクリーン機能の周期がリセットされてしまう場合もあります。

そういった理由から各メーカーは、「コンセントは抜かないでください」と、
注意事項としてあげているところが多いようです。

使用する機種の取扱説明書通りに使う

基本的な考え方としては、
「必ず使用する機種の取扱説明書には目を通し、書いてあることを守る」です。

取扱説明書に書いてあることは、メーカーが「こういうことに気をつけてくださいね」「使用方法はこうですよ」と、親切丁寧に説明してあるものです。

だから取扱説明書通りに使用することが正しいということになります。

コンセントを抜くと節電になるの?

人気ウォーターサーバーでもある「クリクラ」の公式ホームページには、
以下のように書かれています。

ウォーターサーバーの電気代は基本的に節約することは出来ません。

ウォーターサーバーを操作して電気代カットを考えることはやめてください。
節電を考えるなら省エネサーバーを使いましょう。

省エネサーバーを使用すれば、電気代はなんと月々500円前後になります。

コンセントを抜いた方が良いときの判断基準

基本的にウォーターサーバーのコンセントを抜いてはダメです。
しかし「使用停止期間」によっては、コンセントを抜いたほうが良い場合があります。

ここではコンセントを抜いた方が良い時の「判断基準」について見ていきます。

2週間以上使用停止にするとき

ウォーターサーバーのコンセントを抜いた方が良いと思われる判断基準は、
2週間以上使用停止にする場合です。
その理由は、賞味期限が切れて品質低下を招くからです。

ほとんどのメーカーでは、水の賞味期限を「開封後2週間程度」としています。
長期間家を空けるときには注意しましょう。

ウォーターサーバーを移動するとき

これは当然ですが、引っ越しをする場合や設置場所を移動する場合にはコンセントを一時的に抜く必要があります。

その際、ボトルの水はすべて使いきってからコンセントを抜くことと、運ぶときには横にしないことに注意してください。

また、サーバーの構造やデザイン、水ボトルの形状によって、メーカーごとに注意すべき点が異なる場合があります。念のため、移動する前にはメーカーに問い合わせてみてください。

メーカーに確認するべきことは以下3点です。

  • サーバーの運搬はどうしたらいいのか?
  • 引越し先がメーカー対象エリアかどうか?
  • 引越し前にやる作業は?

災害時

地震や豪雨などが発生した場合は、身の安全を確保したのちにウォーターサーバーのコンセントを抜いてください。

これは二次被害を防ぐためです。

災害時にコンセントを入れたままにしておくと火災の原因になる場合があるからです。
ガスの元栓を閉めるのと同様で災害発生時にはサーバーのコンセントを抜きます。

停電になったとき

停電になったときはウォーターサーバーのコンセントは抜いた方が良いです。

その理由は停電になると機械は停止します。そのままコンセントを差した状態にしていると電気が復旧したとき、一気に大量の電流が流れるので機械への負担が大きくなり故障の原因になるのです。

これはウォーターサーバーに限らず家電製品全般に言われている注意事項です。

長期不在時の対処法

旅行などで長期的に家を不在にするときの対処法について見ていきましょう。

長期不在時の各メーカーの対処

長期不在時の各メーカーの対処方法についてご紹介します。

メーカー対処法
アクアクララ【2週間以内の場合】
コンセントは抜かずに利用再開するとき、冷水と温水をコップ2杯分排水してから使用する。

【1ヶ月以上の場合】
担当の加盟店・販売店へ連絡をしてウォーターサーバーのメンテナンスの手続きをする。
※メンテナンスは有償
アルピナウォーターボトル内に水を残した状態にして、コンセントを入れておく。
1週間程度であれば、利用再開時にコップ2杯分排水をしてから使用する。
クリクラ【1週間以上の場合】
利用再開時に温水・冷水ともコップ2杯分の捨て水をする。
【1ヶ月以上利用しない場合】
はお客様センターへお問合せください。
コスモウォーター【2週間以上の場合】
コンセントを抜いて、水抜きをする。
プレミアムウォーター電源を切りコンセントを抜いて水抜きをする。
※公式ホームページで記載されている内容をもとに編集し掲載しています。

長期不在時の電気代とは?

長期不在でコンセントを抜く場合は、
当然ですがウォーターサーバーを使用しない状態になるので電気代は発生しません。

しかしコンセントを抜かずに長期不在になる場合は、電気代が発生します。
その際は、「省エネモード」に切り替えることをおすすめします。

帰宅した際にやるべきこと

長期不在し帰宅した際に必ず行うことは「サーバーの洗浄」です。

サーバーの洗浄をする箇所

  • ボトルの差し込み口
  • 冷水、温水の蛇口
  • 水の受け皿
  • 本体部分
  • コンセント部分

ウォーターサーバー本体の掃除は、
基本的には、アルコール除菌剤と雑巾で拭くのでOKです。
コンセント周りは、埃が付いていれば掃除機で吸い取りましょう。

掃除ができたら、新たな水ボトルをセットして使用再開です。
使用再開をするときには、冷水と温水をコップ2杯分排水「捨て水」をしてから使用するにしてください。

不在期間が2週間までは抜かない

多くのメーカーでは、「不在2週間以内であればコンセントは抜かずに電源を入れたままにしてください。」としています。
※機種によっても違いがあるので、気になる方はお使いのメーカーへ直接問い合わせることをおすすめします。

これまでに何度かお伝えしましたが、ウォーターサーバーは冷水・温水を出すためだけに電源が必要になるわけではありません。衛生面に支障をきたさないよう「衛生管理システム」を作動させるために電源が必要なのです。

このシステムが作動することで安心安全な水が飲めます。

ですから2週間程度の不在であればコンセントは抜かずに電源は入れたままの状態にしておいてください。

長期不在にする予定がある方は、この項目を参考にしてください。
なお、不在時に水の配達予定がある場合は要注意。
あらかじめメーカーに連絡を入れ、在宅時に予定を変更するようにしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ウォーターサーバーのコンセントを抜いてはいけない理由と抜く時の判断基準についてご紹介してきました。

基本的にウォーターサーバーのコンセントは抜いてはダメです!
そもそも利用者にとって衛生面に支障をきたすことの方が大きな損害になるからです。

ウォーターサーバーの取扱説明書には必ず目を通し、使い方がわからない場合や不安がある際はメーカーへ問い合わせるようにしましょう。

とても便利なウォーターサーバーです。正しい使い方を知って安心安全に美味しい水を飲むことを心がけてくださいね。

執筆者のプロフィール

水ナビ編集部 

これまで60社以上のメーカーを比較し、30機以上のサーバーを実際にレンタルして使ってきた水ナビ編集部が、あなたにぴったりなウォーターサーバーを見つけます。

【監修者】中倉大吾

株式会社スタークラフトの代表取締役社長を務めながら、水のスペシャリスト「アクアソムリエ」としても活動する。2013年5月からウォーターサーバーの比較メディアを運営開始。10年以上にわたってウォーターサーバー業界を見てきた豊富な知見を生かし、2019年にはより総合的でユーザーに寄り添ったウォーターサーバー比較サイトとして「水ナビ(当サイト)」を立ち上げる。また宅配水業界における正しい情報発信を推進するため、一般社団法人「日本宅配水&サーバー協会(JDSA)」の協賛会員に加盟。
※アクアソムリエは、日本アクアソムリエ協会の認定資格です。著者の所有資格について、詳細はこちらをご覧ください。またこちらからアクアソムリエ協会のプロフィールもご覧になれます。