「健康にいい水を飲みたい」
「おトクにおいしい天然水を飲みたい」
そんな方にぜひ使ってほしいウォーターサーバー、それがリセットタイムです。
水ナビでは実際にリセットタイムをレンタルし、使い心地や味、料金をチェックしました。
検証の結果、リセットタイムは初めてでも使いやすい、安心安全にこだわりのあるウォーターサーバーだと分かりました!
この記事では、そんなリセットタイムのレビューをお届けします。
サーバー
料金詳細
リセットタイム
参考月額
4,277円
水代 (25L) | 4,277円 |
レンタル | 0円 |
別途電気代が、約500円〜733円かかります。
- 天然水は非加熱殺菌でそのままのおいしさ
- レンタル代、メンテナンス代、配送料すべて0円
- 硝酸態窒素ゼロ
- 6段階+エコモードの温度調節機能
※このページはすべて税込表示です
【レビュー】リセットタイムの使い心地は?
リセットタイムをレンタルして使ってみました。
実際の様子はこちらです。
※レビューは2021年当時のものであり、モデルチェンジ前の機種・ボトル画像です。
※別売のボトルカバーは装着していません。
※「<」「>」をクリックして画像切替
リセットタイムでまず驚いたのは、サーバーのコンパクト感。
12.5Lボトル・上部交換ということで最初は「交換が大変そう」と思っていたのですが、
実際にやってみると、サーバーがコンパクトなのであまり高く持ち上げる必要がなく、思っていたほどの負担はありませんでした。
さらにいいなと思ったのが、温度設定です。
リセットタイムで出せる温度は6段階+エコモード。
リセットタイムは、6段階+エコモードの温度設定が可能
個人的にウォーターサーバーの冷たすぎる水は苦手なので、この細かい温度設定は嬉しかったです。
他にリセットタイムで良かったところはこちら。
一方、気になった点はこちら。
- サーバーの色がややチープ
- 温水のロックが軽く、活発なお子さんには危険な可能性がある
温水ロックについては、こちらで詳しく解説しています。
2022年4月になって、リセットタイムからますます進化した新モデルが登場しました。
サーバーの色は青・白の2色。
一番の変化は、硬質なボトルから柔らかく潰れやすいボトル(減容ボトル)になったことで、より衛生的になった点です。
使用感はそのままに、新しいモデルでは、ますます衛生的で便利になっていました!
リセットタイムの水の味は?
リセットタイムは非加熱処理の「生の天然水」が大きなウリです。
実際に飲んでみると、口に含んだ瞬間はあっさりとした澄んだ味です。
しかし、飲み込むときにほのかな甘みがあり、もう一口、もう一口とどんどん飲みたくなってしまいました。
お水を意識的に飲みたい人に特にオススメしたいです!
編集部のライターにも実際に水を飲んでもらい、感想を聞きました。
まろやかなかんじがおいしいです!
お茶で飲んだらおいしそうですね。
硬度80のわりにクセは全く感じないです。
言われてみれば、若干ミネラルの後味を感じるかもしれません。
自然な雑味のなさが好きです!
最初にほんのすこーし甘みを感じました。
全体的に飲みやすい印象です。
水ナビ通信でおなじみの鶴田さんによると、非加熱処理においしさのヒミツがあるようです。
加熱処理と非加熱処理だと、非加熱の方が元のお水に近く、おいしい場合が多いです。
例えば牛乳を思い浮かべてみてください。
牛乳には、
加熱殺菌(100℃以上のもの)
低温殺菌(おおむね65℃前後)
無殺菌(ごく一部)
とありますが、味わいが良いとされるのは、無殺菌または低温殺菌のものですよね。
これは加熱による成分等の変質が少ないとされるからです。
お水の場合は牛乳ほど多様な成分ではないですが、それでもごく一部の成分や溶存酸素、遊離炭酸の量などは変質するとされています。たしかに同一水源で「湧き水」と「加熱された商品」を比べてみると、やはり湧き水の方がよりフレッシュで、清冽な味わいがします。
※なお、同じ非加熱処理でも、オゾン処理や紫外線殺菌の場合は、味わいや臭いを大きく変質させうるため、別枠とします。(オゾン処理や紫外線殺菌の場合、「ナチュラルミネラルウォーター」は名乗れません)
リセットタイムの水はどうやって注ぐ?
リセットタイムのレバーはあまり見ない形状をしています。
どうやって水を注ぐのでしょうか?
冷水を注ぐときはカンタンで、青いレバーを押すだけです。
リセットタイムで冷水を注ぐ様子
温水を注ぐときは、ピンチを挟んで一緒に下げます。
リセットタイムで温水を注ぐ様子
水の勢いは弱くなく、ストレスを感じることはありません。
水ハネも特に感じませんでした。
チャイルドロックは安全?
リセットタイムのチャイルドロックは上で見たように、挟むだけのややカンタンなものです。
チャイルドロックの安全性はどうなのでしょうか?
2つの指に力を入れて挟む動作は子どもには難しいといわれていますが、リセットタイムの温水レバーは軽いので、あまり力を入れなくても操作出来てしまうように感じました。
リセットタイムはレバーまでの高さが約75cm。
ちょっと活発な1~2歳ぐらいのお子さんがいる家庭なら、勝手に触って水やお湯を出さないように、チャイルドゲートなどの対策が必要そうです。
日本育児 ベビーゲート おくだけとおせんぼ Mサイズ | |
価格 | 11,500円※ |
子どもが大きくなるまでは、サーバーをキッチンなどに置いて、つっぱりタイプのチャイルドゲートで入り口を塞ぐのも良さそうですね。
日本育児 ベビーズゲート ホワイト NI-4006(取り付け幅 73~90cm) | |
価格 | 6,306円※ |
リセットタイムはボトル交換しやすい?
リセットタイムには、8Lと12.5Lのボトルがラインナップされています。
リセットタイムのボトル交換位置はサーバー上部。
リセットタイムのサーバーはコンパクトなので、他機種のサーバーほどは負担に感じませんでした。
とはいえ12.5Lボトルは大きいですし、腰より上に持ち上げる必要はあります。
体に不安のある方や力の無い方には、軽量ボトルがおすすめです。
8Lボトルと12.5Lボトルをセットする様子。※ボトルは旧モデル
軽量ボトルは割高になりやすいのですが、リセットタイムは他のメーカーよりも軽量ボトルが割安です。
リセットタイムの月額料金は?水代は平均的&レンタル・メンテ・配送料無料!
スリムさ、デザイン性、水のおいしさ、衛生面に優れているリセットタイムですが、
気になるのはやっぱり料金ですよね。
リセットタイムの月額料金はこのようになっています。
サーバー
料金詳細
リセットタイム
参考月額
4,277円
水代 (25L) | 4,277円 |
レンタル | 0円 |
別途電気代が、約500円〜733円かかります。
リセットタイムは、レンタル代・メンテナンス代・配送料が0円です。
それなのに、水代も1リットルあたり182.4円と天然水では平均的な価格で、とくに割高というわけではありません。
リセットタイムはおトクにおいしい天然水を飲みたい人にオススメです。
リセットタイムと他社ウォーターサーバーを比較すると?
リセットタイムと他社の天然水サーバーを比較するとどうでしょうか?
機種/メーカー | 月額料金 | 温度調節機能 |
---|---|---|
smartプラス コスモウォーター | 4,275円 (25L換算) | 温水冷水のみ |
リセットタイム | 4,277円 (25L) | 6段階の温度調節可能 |
slat(スラット) フレシャス | 約5,361円 (25L換算) | 温水冷水常温水 |
別途電気代がかかります。
有名な天然水メーカーと比べても、リセットタイムの月額料金は遜色ありません。
リセットタイムはサーバーの温度調節機能が6段階もあるので、
こんな人にぴったりなウォーターサーバーです。
リセットタイムは天然水の安全性に自信
ウォーターサーバーメーカーの中でも、硝酸態窒素ゼロを公表しているのはリセットタイムのみです。※水ナビ調べ
下は実際に硝酸態窒素を他社と比べた動画です。
これまで安全性の高いウォーターサーバーといえば、RO水が定説でした。
しかし、RO水は水分子以外のミネラル分まで除去してしまうため、「水本来のおいしさが損なわれている」と苦手な人も。
リセットタイムは、天然水のおいしさと安全性を両立しているので、
家族の健康を守りたいご両親にも、健康維持に努めたいご年配にも「おいしさを損なわず、安心して飲める」と好評です。
リセットタイムのよくある質問
リセットタイムのよくある質問をまとめました。
下の+マークをクリックして詳細
設置サービスはありますか?
基本的には自分で設置することになります。
ただし、配送作業員による設置サービスもあります(6,600円)。
ノルマはありますか?
ウォーターサーバーでは一般的に「○日ごとに××L水を購入すること」という契約を結びます。
その水の定期購入を「ノルマ」と呼んでいます。
リセットタイムでは、配送周期をいくつか選ぶことができますが、最長でも1ヶ月に1回、1セット(12.5Lボトル2本)の定期配送が必要です。
ですので、基本的には1ヶ月に25Lの注文ノルマと言えますね。
ただし、2ヶ月に1度配送スキップができます。
(もし2ヶ月以上購入がなかった場合は、880円のサーバーレンタル料が発生します)
25Lは1日にコップ4杯(約800ml)ほど飲むと無理なく消費できる程度の量です。
最低使用期間や解約金はありますか?
契約から3年未満で解約した場合、16,500円の解約手数料がかかります。
配送対応地域は全国ですか?
配送対応地域は、北海道、本州、四国、九州です。
沖縄県、一部離島は配送対応していません。
まとめ
リセットタイムを実際にレンタルして使ってみました。
リセットタイムは一言でいうと「ミネラル豊富な天然水を、安心してオトクに飲める」ウォーターサーバーです。
身体に悪影響を及ぼす硝酸態窒素をゼロと公表しているので、健康づくりや赤ちゃんのミルク作りに使いたい方に特におすすめです。
リセットタイム
詳細 | |
型式 | MS-300R2-i |
カラー展開 | シャーベットブルー ホワイト |
サイズ | 高さ1069mm×幅300mm×奥行320mm ※突起部含まず |
重さ | 17kg |
定格消費電力 | 加熱 400W 冷却 100W |
タンク容量 | 温水タンク:1.9L 冷水タンク:2.0L |
温水設定温度 | 低温 80℃ 中温 85℃ 高温 90℃ |
冷水設定温度 | 弱冷 10℃ 中冷 8℃ 強冷 5℃ |
ECO設定温度 | 温水 75℃ 冷水 12℃ |
リセットタイムの電気代
期間は24時間。温水600ml、冷水600mlの計1.2L排水して計測
通常モードでの一日平均電気代は、1日あたり22.61円(月678.3円)でした。
執筆者のプロフィール
イシイミヒロ
水の専門家「アクアソムリエ」として、水ナビの記事執筆・編集を担当。
水ナビでの執筆をきっかけにウォーターサーバーの魅力を知りました。軟水よりも硬水が好きです。推しのサーバーは信濃湧水。
画面の向こうのあなたが「なるほど!」と思えるページづくりにこだわります。
※アクアソムリエは、日本アクアソムリエ協会の認定資格です。著者の所有資格について、詳細はこちらをご覧ください。
【監修者】中倉大吾
株式会社スタークラフトの代表取締役社長を務めながら、水のスペシャリスト「アクアソムリエ」としても活動する。2013年5月からウォーターサーバーの比較メディアを運営開始。10年以上にわたってウォーターサーバー業界を見てきた豊富な知見を生かし、2019年にはより総合的でユーザーに寄り添ったウォーターサーバー比較サイトとして「水ナビ(当サイト)」を立ち上げる。また宅配水業界における正しい情報発信を推進するため、一般社団法人「日本宅配水&サーバー協会(JDSA)」の協賛会員に加盟。
※アクアソムリエは、日本アクアソムリエ協会の認定資格です。著者の所有資格について、詳細はこちらをご覧ください。またこちらからアクアソムリエ協会のプロフィールもご覧になれます。