オフィス・法人向けウォーターサーバー5選!会社に置くコスパがいい機種を比較・ランキングで紹介

オフィス・法人向けウォーターサーバー

オフィスや店舗など、業務用にウォーターサーバーが導入されるケースは非常に増えてきています。導入の際に気になるのは、どんなウォーターサーバーがオフィスに合っているかですよね。

そこで、オフィスにおすすめのウォーターサーバーをランキングで紹介します。
しかしその前に、まずはオフィスにウォーターサーバーを導入するメリットから確認しておきましょう。

メリット デメリット
すぐにコーヒーやお茶が飲める
● 従業員の満足度があがる
経費で落とせる
● 備蓄水としても使える
ランニングコストがかかる
置き場所をとる
● ボトル交換の手間がある
● メンテナンスが必要

※解説を飛ばしてランキングを見たい方はこちら。

アクアソムリエ・水ナビディレクターのますだえいじのプロフィール写真
【著者】ますだえいじ
水のスペシャリスト「アクアソムリエ」として、WEBメディアでウォーターサーバーを紹介する記事を中心に執筆。「水ナビ」ではディレクターを担当。
※アクアソムリエは、日本アクアソムリエ協会の認定資格です。著者の所有資格について、詳細はこちらをご覧ください。

水ナビ編集部でウォーターサーバーを
レンタルして比較・検証しています

水ナビ編集部でウォーターサーバーを検証している様子

オフィスにウォーターサーバーを導入するメリット

 

経費で落とせる

ウォーターサーバーをオフィスもしくは店舗などで業務用に利用する場合、もちろん法人契約として経費で落とすことが可能です。

社員が利用する場合は、雑費や福利厚生として計上することが可能です。またお客様に提供したり、利用してもらったりする際は、交際費などの項目で計上します。

来客時に素早く対応できる

ウォーターサーバーは常に温水を出すことができるため、来客時の対応にも非常に便利です。すぐにコーヒーやお茶を出すことができ、お客様を待たせませんし、こちらも準備に手間取ることはなくなります。

また、水道水で入れたコーヒーやお茶より、ウォーターサーバーで入れた方がおいしくなります。お客様に水を出す際も、水道水を出すわけにはいきませんからウォーターサーバーがあると便利です。

なお、お客様に自分でウォーターサーバーを使ってもらう場合は、ウォーターサーバーにカップホルダーを付けておくと便利で分かりやすいです。

災害時の備蓄水として

ウォーターサーバーのボトルには、1本につき水が12L入っています。日本は災害の多い国ですから、そういった際に社員が帰宅困難になり、同時に水道水が使えなくなるということもあり得ますよね。そんな時に、ウォーターサーバーの水は備蓄水としても使えます。

働く人30人に口コミ調査!「オフィスにウォーターサーバーってどうなの?」

実際にオフィスで働く人たちは、職場にあるウォーターサーバーについてどう考えているのでしょうか。
それを知るため、30人に口コミ調査を実施しました。その結果を発表していきます。

30人に口コミ調査を実施!

調査対象人数 30人
調査対象地域 全国
調査日時 2019年7月8日

調査中の画面

オフィスにウォーターサーバーがあるメリットは?

働く人30人に「オフィスにウォーターサーバーがあるメリット」について尋ねました。その結果が以下のとおりです。

オフィスにウォーターサーバーがあるメリット

オフィスにウォーターサーバーがあるメリット(複数回答)

いつでも冷水が飲める…9人(17.6%)
いつでもお湯が使える…9人(17.6%)
コーヒー/カップ麺などが作れる…8人(15.7%)
経済的に助かる…8人(15.7%)
来客時にすぐお茶が入れられて便利…6人(11.8%)
水がおいしい…6人(11.8%)
常備水として使える…3人(6.9%)
その他…2人(3.9%)

【実際の口コミ】オフィスにウォーターサーバーを置くメリット

30代 男性

来客の時お湯をいちいち沸かさなくて済むのでとても楽になりました。また、缶やペットボトルの飲み物を買わなくて済むようになりました。

30代 女性

毎回職場に飲み物を持参していたが、ウォーターサーバーを導入して手軽に水分を取れるようになり、飲料に費やすお金が節約できています。夏は冷たい水をすぐに飲めるのがとても嬉しいです。


カップスープを持って行っても熱いお湯ですぐに作れるので助かっています。災害時や万が一の時でも常備水があると思うと安心です。

40代 女性

ウォーターサーバーが無いときは、各自で持参した飲み物類を冷蔵庫で冷やしていたのだが、冷蔵庫内がそのドリンクでいっぱいだったので、自分のを探す手間がかかり、結構時間が取られ面倒に感じる時もありました。

しかしウォーターサーバーがあることで、さっと水を飲むことができるようになりました。


また水も美味しいですし、私は夏でも冷房で体が冷えやすくそんな時は温水を飲みたくなるのですが、わざわざ沸かす必要もなく飲みたい時に飲めるので非常に便利でメリットを感じています。

オフィスにウォーターサーバーがあるデメリットは?

メリットが分かったところで、次にオフィスにウォーターサーバーを置くデメリットを見ていきましょう。

オフィスにウォーターサーバーがあるデメリット

オフィスにウォーターサーバーがあるデメリット(複数回答)

ボトル交換が面倒…12人(44.4%)
場所を取る…5人(18.5%)
セルフメンテナンスが必要…2人(7.4%)
コストがかかる…2人(7.4%)
特にない…2人(7.4%)
その他…4人(14.8%)


水ナビ先生

ご覧のとおり、ウォーターサーバーのデメリットとして多くの方は「ボトル交換が大変なこと」と感じているようです。その場合はボトル交換が楽な、ボトル下置きタイプを選択するとよいでしょう。

【口コミ】オフィスにウォーターサーバーがあるデメリット

30代 女性

ボトルが重く、ボトルの交換や処分が面倒。
また、ボトルを交換する人としない人の差が生まれて不公平さを感じることがある。

40代 女性

サーバーがそこそこ大きいので狭い職場だと場所を取って少し邪魔になるかも知れません。

あとは注ぎ口にホコリ等が付いてないか気になるのでティッシュで拭いてから注いでいます。

30代 女性

お水がなくなるペースが速い場合は、次の納品までに水が足りなくなる時があることです。

ボトルは配達員の方が届けてくれるのですが、留守の時にはサーバーに自分で設置しないといけないので、重たいボトルを持つときに腰を痛めないかという心配はあります。

【選び方のポイント!】オフィス向けウォーターサーバーランキング

オフィスに置くウォーターサーバーを比較する際、どんな点に気を付ければよいのでしょうか?
比較したい5つのポイントについて解説していきます。

全30機種を比較して本当におすすめできるウォーターサーバーを比較している記事もあるので、ウォーターサーバー選びで失敗したくない方はそちらもご覧ください。

会社に置くウォーターサーバーの選び方
  • 人数別でランニングコストを考えよう
  • ボトルは12Lボトルがおすすめ
  • リターナブルボトル(回収方式)とワンウェイボトル(使い捨て)
  • おしゃれなオフィスや店舗に置くならデザイン性もチェック!

人数別でランニングコストを考えよう

ウォーターサーバーを導入する際に気になるランニングコストについて見ていきましょう。ウォーターサーバーのランニングコストの基本は、「サーバーレンタル料+水の料金+電気代」です。

オフィスでウォーターサーバーを利用する場合、家庭で利用するのと違い人数が多い分、当然水の使用量は多くなりますよね。そのため、ランニングコストを安く抑えたいなら、水の料金を安く抑えることが一番です。

では、オフィスでウォーターサーバーを利用する場合、どれくらいの水を消費するのでしょうか。おおよその量を計算してみましょう。

従業員(利用者)の人数別 水の消費量目安

従業員数 1日の水の消費量 月の水の消費量 ボトル本数
10人 ×10人=4L 4L×22日=88L ×7.3本
20人 ×20人=8L 8L×22日=176L ×14.7本
30人 ×30人=12L 12L×22日=264L ×22本
40人 ×40人=16L 16L×22日=352L ×29.3本
50人 ×50人=20L 20L×22日=440L ×36.7本
60人 ×60人=24L 24L×22日=528L ×44本
70人 ×70人=28L 28L×22日=616L ×51.3本

※従業員全員が、営業日に毎日コップ2杯ずつ水を飲んだ場合の消費量。


水ナビ先生

ちなみに、水の種類としては天然水よりRO水の方が安く使えます。
水代を安く抑えたいならRO水を選びましょう。

とりあえず最安のウォーターサーバーを知りたいという方もいると思いますので以下のページにまとめました!料金順で本当に安いメーカーがわかります。

ボトルは12Lボトルがおすすめ

ウォーターサーバーのボトルには、12Lボトルと軽量ボトル(10L以下)の2種類があります。軽量ボトルは持ち運びが楽で、ボトル交換も楽に行えるかわりに、12Lボトルと比較すると割高で、頻繁に交換する必要も出てきます。

オフィスで使うなら、断然12Lボトルの方がいいでしょう。その方が割安で、ボトル交換もそこまで頻繁にしなくて済みます。

リターナブルボトル(回収方式)とワンウェイボトル(使い捨て)

ウォーターサーバーのボトルには、リターナブルボトルワンウェイボトルの2種類があります。

ワンウェイボトルとは、使い捨て方式のボトルを指します。1度使ったらペットボトルゴミとして捨てます。
対してリターナブルボトルは、返却・回収方式のボトルです。使い終わったボトルは捨てずに取って置いて、次の水を持ってきた業者に返却します。

この二つを比較すると、リターナブルボトルの方が費用が安く済む上に、空ボトルをいちいち捨てる手間が省けます。水を使う人がたくさんいるオフィスなら、リターナブルボトルがおすすめです。

おしゃれなオフィスや店舗に置くならデザイン性もチェック!

おしゃれなオフィスや店舗に置くなら、デザイン性の高いウォーターサーバーを選ぶといいでしょう。

特におすすめなのは以下の3つです。

コスモウォーター
smartプラス
[詳細へ]
プレミアムウォーター
amadanaサーバー
[詳細へ]
フレシャス
dewo(デュオ)
[詳細へ]

コスモウォーター「smartプラス」

→詳細を見る

プレミアムウォーター「amadanaウォーターサーバー」

→詳細を見る

フレシャス「dewo(デュオ)」

→詳細を見る

オフィスにおすすめのウォーターサーバーランキング

第1位 アクアクララ/アクアウィズ

ボトル容量 ボトルタイプ 水の値段 デザイン

12L

リターナブル

58.5円(500ml)
サーバーレンタル料 2,200円(あんしんサポート料)
水の種類 RO水
水代(12L/500ml) 1,404円/58.5円

※別途電気代がかかります。

アクアクララのアクアウィズは、コーヒーマシンと一体型になっているウォーターサーバーです。アクアクララこだわりのRO水でコーヒーを飲むことができます。

またボトルも足元交換タイプのため、交換の際に重い水ボトルを上まで持ち上げる必要がありません。そのため楽に交換できます。

おすすめなのは、やはりコーヒーを飲む人が多いオフィスや、来客の多いオフィスです。高品質の水とコーヒーマシンで入れたおいしいコーヒーを提供すれば、話の種にもなりコミュニケーションもスムーズに進むのではないでしょうか?

第2位 クリクラ/省エネサーバー

ボトル容量 ボトルタイプ 水の値段 デザイン

12L

リターナブル

60.8円(500ml)
サーバーレンタル料 460円(あんしんサポートパック料)
水の種類 RO水
水代(12L/500ml) 1,590円/60.8円

※別途電気代がかかります。

クリクラは業界最安のRO水メーカーです。なんと500mlあたりの水の料金が60.8円でありながら、サーバーレンタル料は460円というお得な値段設定が特徴です。

さらに省エネサーバーを選べば、電気代も節約することができます。
(※省エネサーバーの場合、初期費用として7,700円がかかります。)

第3位 コスモウォーター/smartプラス

ボトル容量 ボトルタイプ 水の値段 デザイン

12L

ワンウェイ

85.5円(500ml)

グッドデザイン賞
サーバーレンタル料 無料
水の種類 天然水
水代(12L/500ml) 2,052円/85.5円

※別途電気代がかかります。

家庭用ウォーターサーバーとしても非常に人気の高いコスモウォーターです。RO水のメーカーと比較するとやや高くなりますが、その分鮮度と採水地にこだわり抜いた天然水を飲むことができます。

グッドデザイン賞を受賞した経歴があり、インテリアにこだわりのあるオフィスや店舗に置いても馴染みます。

また、コスモウォーターのsmartプラスはボトル下置きタイプのウォーターサーバーです。そのため重い水ボトルを持ち上げる必要がなく、ボトル交換も楽。女性が多い職場にもおすすめです。

第4位 プレミアムウォーター/amadanaウォーターサーバー

ボトル容量 ボトルタイプ 水の値段 デザイン

12L

ワンウェイ

82.7円(500ml)
サーバーレンタル料 無料
水の種類 天然水
水代(12L/500ml) 1,987円/82.7円

※別途電気代がかかります。

プレミアムウォーターの「amadanaウォーターサーバー」は、専用台にサーバーが置かれた形の、他にはない個性的なデザインのウォーターサーバーです。

デザインにこだわったオフィスや、店舗に置く場合におすすめです。

第5位 フレシャス/dewo(デュオ)

ボトル容量 ボトルタイプ 水の値段 デザイン

7.2L

ワンウェイ

79.2円~(500ml)

グッドデザイン賞
サーバーレンタル料 550円(条件付き無料あり)
水の種類 天然水
水代(12L/500ml) 2,052円~/79.2円~

※別途電気代がかかります。

フレシャスのdewo(デュオ)は非常にシンプルながら洗練されたデザインで、グッドデザイン賞を受賞したウォーターサーバーです。

特徴は水の容器にボトルではなくパックを採用している点です。これのおかげで水交換が非常に楽になります。
ただし水の容量が少ないためオフィスで使うとすぐに水がなくなってしまい、頻繁に水交換が必要になるでしょう。女性の多い職場や、人数の少ないオフィス向けと言えそうです。

また、フレシャスはウォーターサーバー会社では珍しく法人向けプランを用意している会社でもあります。法人向けプランの詳細は公式サイトにて確認してください。

法人向けウォーターサーバーのよくある質問

ウォーターサーバー代は経費で落とせる?

落とせます。ウォーターサーバー代を事務所に置く場合は「福利厚生費」として経費に計上できます。

ただし主な利用者が従業員ではなく、来客者のお茶出しなどの場合は勘定科目が「接待交際費」などに変わってきます。(国税庁「交際費等と福利厚生費との区分」を参照)

ちなみに店舗に置いてお客さん用に利用する場合は「販売費」として経費計上するのが適切です。

最近はオフィスや店舗にウォーターサーバーを置く会社も増えてきていますので税務上もとくに指摘される心配もありません。

個人事業主の場合もウォーターサーバーを経費に入れられる?

個人事業主の場合も法人同様、従業員用であれば「福利厚生費」、来客用であれば「接待交際費」として経費に入れられます。

ただし自宅件事務所に設置する場合、仕事とプライベートの使用割合を考慮して費用の一部しか経費で認められない場合もあります。

コーヒー飲むのにおすすめのウォーターサーバーは?

コーヒー用にウォーターサーバーを使いたい場合はコーヒーマシン一体型の「アクアウィズ」をおすすめします。

一体型なのでウォーターサーバーの水をそのままコーヒー抽出に使うことができます。

また全日本コーヒー協会によるとコーヒーを淹れるのに最適な温度は約90℃ですが、その点もアクアウィズなら85~95℃に対応しているので問題ありません。

ウォーターサーバーのお湯の温度は平均80~90℃となっているので、「コーヒーは熱々がいい!」という方はアクアウィズのように90℃以上が出るサーバーを選ぶのがおすすめです。

→90~100℃の熱々なお湯が出るウォーターサーバー一覧はこちら

まとめ

ウォーターサーバーをオフィスや工場に導入することは従業員満足度や節税の点でもおすすめです。

あとは用途や会社の規模(従業員の人数)によってどの機種・サーバーを選ぶのかを決めましょう。またウォーターサーバーには契約年数もあるので1~2年以内に従業員を増やす計画があるかどうか、という点も大事です。

会社によっては2台、3台とウォーターサーバーを事務所に置くところもあります。その場合は特徴の違う機種を置けばより利便性が増すと思います。

ぜひこの記事をよんでオフィスでの美味しい水やコーヒーを素早く飲めるようにしてみてください。

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執筆者のプロフィール

アクアソムリエ・水ナビディレクターのますだえいじのプロフィール写真

ますだえいじ

水のスペシャリスト「アクアソムリエ」として、WEBメディアでウォーターサーバーを紹介する記事を中心に執筆。「水ナビ」ではディレクターを担当。
※アクアソムリエは、日本アクアソムリエ協会の認定資格です。著者の所有資格について、詳細はこちらをご覧ください。


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