【実測してみた】ウォーターサーバーの平均電気代は727円!電気ケトル、やかん、コスパが高いのはどれ?

24時間いつでも冷たいお水、熱いお湯が飲めるウォーターサーバー。
便利な家電だけに「電気代が高くかかるのでは?」という声をよく聞きます。

ウォーターサーバーの毎月の電気代は、平均約727円です。※水ナビ編集部調べ

このグラフは、価格.comで人気のウォーターサーバーメーカーの主要床置きウォーターサーバー30機種の電気代をまとめたものです。
真ん中のオレンジ色が30機種の電気代の平均で、約727円でした。

グラフを見ても分かるとおり、2020年現在ウォーターサーバーの電気代は125円から1500円と非常に幅広いです。

この記事では、

  • 「電気代が安いウォーターサーバーを教えてほしい!」
  • 「電気ケトル、電気ポット、やかんでコスパが高いのはどれ?」
  • 「『ウォーターサーバーに月10,000円近く電気代がかかった』ってSNSで見たけど…」

こういった疑問に答えていきます。

実際にウォーターサーバー5機種の電気代を実測したり、ウォーターサーバーの電気代が高くなりやすい状況で実測したりもしました。
ウォーターサーバーを節電する方法もご紹介していますよ。
(リンクをクリックするとそれぞれの章にジャンプします)

ぜひ気になるところを読んでみてください。

※料金はすべて税抜表示です。

「ウォーターサーバーの電気代=高い」は過去の常識

以前はウォーターサーバーの電気代はおおよそ1000円と言われていました。
しかし近年は断熱材やインバーターなどの素材・技術の進化によりエコ性能が進化し、どんどん燃費がよくなっています。

こちらは冷蔵庫の年間消費電力量を2008年と2018年で比べた表です。

経済産業省 資源エネルギー庁より

ウォーターサーバーの冷水機能は冷蔵庫と同じコンプレッサーが使われているものが多いので、参考になるでしょう。

2008年に比べて2018年の冷蔵庫の電力消費量は半分程度に抑えられていますね。
素材・技術の進化により消費電力の燃費はどんどん良くなっているようです。
現に、すでに電気代が月150円程度のウォーターサーバーも登場しています。

「ウォーターサーバー=電気代が高い」というのは少し古い常識と言えそうです。
(「それでもやっぱり消費電力・電気代を少しでも抑えたい!」という方は、ウォーターサーバーを節電する方法をご覧ください)

次は、「ウォーターサーバーの電気代は、電気ケトルや電気ポット、やかんと比べて本当に高いのか?」を計算して検証してみたいと思います。

電気ケトルと電気ポット、やかん、ウォーターサーバーでコスパが高いのはどれ?

電気ケトルと電気ポット、やかん、ウォーターサーバーで比較すると、いちばんコストパフォーマンスが高いのはどれでしょうか?
1日に1.2L利用するという同じ条件で試算し、比較してみました。

※実測ではなく、消費電力などを元にした試算です。実際には、従量料金や利用プラン、使用条件によって異なります。

お湯だけなら、ポットやケトルのほうが電気代はオトクに使える

月額電気代
※1.2L/日の場合
消費電力
電気ケトル
ティファール
ジャスティンプラス1.2L
109.7円 1250W
電気ポット
象印
マイコン沸とうVE
電気まほうびん優湯生
344.6円 905W
(湯沸かし時)
やかん
70.9円
(ガス代)
ガスを使用
ウォーターサーバー
プレミアムウォーター
スリムサーバーⅢ
510円 冷水 80W
温水 350W

※電気代は、電力量単価を27円/kwhとして計算。ガス代は、水1Lを沸かすのに1.97円(都市ガス)として計算。
※ティファールは1.2Lを沸かすのに6.5分(3.65円)、電気ポットは2.2Lあたり0.78kWh/日、ウォーターサーバーはエコモード使用・冷水600cc、温水600cc利用、17円/日として計算(JDSA基準)。

電気ケトル、電気ポット、やかん、ウォーターサーバーの電気代を試算した結果は、このようになりました。
お湯を沸かす機能だけで比較すると、やかんが1番安く、ウォーターサーバーは4番目でした。

「ウォーターサーバーの電気代は電気ポットと同じぐらい」と言われることがありますが、最近は電気ポットもエコ機能に優れているようです。
今回の試算では、電気ポットはウォーターサーバーよりも電気代が165円ほど安い計算になりました。

「すぐにお湯を使いたい」というだけなら、電気ケトルや電気ポットのほうが安く使えそうです。

ウォーターサーバーのメリットは、水、冷水、チャイルドロックなど

電気ケトル、電気ポット、やかん、ウォーターサーバーのそれぞれのメリットとデメリットはこのようになっています。

メリット デメリット
電気ケトル
・数秒~数分でお湯を沸かせる
・火を扱う必要がない
・オシャレなデザインが多い
・保温ができない
・本体側面が熱くなる
・容量が少なめ
電気ポット
・容量が大きめ
・保温性能に優れており、いつでもお湯を使いやすい
・オシャレなデザインが少ない
・やや場所を取る
やかん
・コストが安い ・お湯を沸かすのに時間がかかる
・保温ができな
・コンロを扱う必要が
・容量が少なめ
ウォーターサーバー
・温水だけでなく冷水もいつでも使える
・水にこだわることができる
・大容量
・オシャレなデザインが多い
・ほとんどの機種にチャイルドロック機能がある
・サーバー、替えボトルなどの置き場所が必要
・電気代だけでなく、水、サーバーレンタル、メンテナンスなどの費用がかかる場合があり、コストが高め

それぞれに特徴がありますね。
このことからも分かるように、電気ケトル、電気ポット、やかん、ウォーターサーバーをオススメできる人はそれぞれ違います。

電気ケトル

少量のお湯を時々使いたいという人にオススメ

電気ポット

実用性重視でいつでもお湯を使いたいという人にオススメ

やかん

コスト最優先でお湯を沸かしたいという人にオススメ

ウォーターサーバー

水にこだわりたい人、温水と冷水をいつでも使いたい人、大家族や小さいお子さんのいるご家庭にオススメ

「やっぱりウォーターサーバーを使っていきたい」という方。
そんなあなたのために、次に電気代の安いウォーターサーバーをまとめました。

電気代・月額料金の安いウォーターサーバー10機種(浄水タイプ、宅配水タイプ)

最近、電気代の安いウォーターサーバーが続々登場しています。
特に、浄水型(水道直結・水道水補充)ウォーターサーバーが電気代が安いと評判です。

ここでは、水ボトルを家に宅配してもらう「宅配水ウォーターサーバー」と、水道管と直結工事をしたり直接水道水を補充したりして使う「浄水型ウォーターサーバー」のそれぞれで、電気代の安いウォーターサーバーのランキングを調べました。

まずは、宅配水ウォーターサーバーの電気代の安いウォーターサーバーランキングです。

電気代の安い宅配水ウォーターサーバー10機種

電気代の安い宅配水ウォーターサーバー10機種

メーカー 毎月の電気代 月額料金
(24L相当/月)
詳細

ECOTTO(エコット)
125円 3,925円

dewo(デュオ)
330円 約4,680円

Slat(スラット)
380円 約5166円

smart(スマート)
436円 4505円

エコサーバー
464円~ 約3922円

smartプラス
465円 4200円

dewo mini(デュオミニ)
490円 約5713円

スリムサーバーⅢロング
510円★ 約4190円

Grande
513円★ 4425円

アクアウィズ
620円★ 5020円

※フレシャスは24L相当換算。ワンウェイウォーターはRO水(月36L以上が条件)ではなく天然水の料金で算出。アクアウィズは電話問い合わせによる回答
※長期利用割引があれば割引料金で計算。エコモードがあるものは利用時の料金。月額料金は、配送スキップは使わない条件での試算。
※★マークはJDSA基準。

電気代の安い浄水型ウォーターサーバー5機種

浄水型ウォーターサーバーは、蛇口浄水器の手軽さとウォーターサーバーの便利さを併せ持った新しいウォーターサーバーです。
宅配水のように水ボトルを必要とせず自宅の水道水を原水としているので、水代がほとんどかからないメリットがあります。

浄水型ウォーターサーバーには、水道管とつなぐ工事をする「水道直結式」と、自分で水道水をやかんなどでタンクに注ぐ「水道水補充式」とがあります。
今回取り上げた5つのうち、ウォータースタンドとキララウォーターは水道直結式、ハミングウォーターとシャインウォーターは水道水補充式です。

電気代の安い浄水型ウォーターサーバー5機種

電気代 月額費用 詳細

ナノラピアガーディアン
150円★ 4150円
+水道代

ヌゥーボ
300円~800円 5280円
+水道代

ナノラピアマリン
427円★ 3927円
+水道代

flows(フローズ)
475円 3375円
+水道代

シャインウォーター
500円 3500円
+水道代

※ウォータースタンドは電話問い合わせによる回答。★マークはJDSA基準。

電気代には「JDSA基準」と「それぞれのメーカーの独自の基準」があります

ウォーターサーバーの電気代はこれまで、実はきちんと比較できるものではありませんでした。
なぜなら、それぞれのメーカーの測定方法や基準が異なっていたからです。

しかし、2018年になって「JDSA基準」が登場しました。
JDSA基準は、日本宅配水&サーバー協会(JDSA)が推奨するウォーターサーバーの消費電力の測定方法で、試験環境、条件や給水量を一律に設定したものです。
同じ条件での測定なので、JDSA基準ならば異なるメーカーであっても電気代を比較することができるようになりました。

JDSA基準は、メーカー基準よりも電気代が高く算出されることが多いですが、逆に言えば根拠があり信頼できる数字と言えます。
下の表ではJDSA基準を採用しているメーカーに★マークを付けてあります。

電気代だけでなく月額費用でもおトクになりやすい浄水型ウォーターサーバーは、設置環境が許せばぜひ検討したいウォーターサーバーですね。

特に気になるウォーターサーバー3機種

ランキングの中でも特に注目のウォーターサーバー3機種について紹介します。

①エコット/コスモウォーター

エコットは、コスモウォーターが2020年2月に発売した新しいウォーターサーバーで、WEB限定機種です。
冷水のウォーターサーバーと熱湯のケトルが一体になっていることから、ウォーターサーバーでも珍しく、100℃の熱湯が使えるという特徴と、随一のエコ性能を持っています。

おすすめ機種 料金詳細
エコット
参考月額
3,925円
水代(12L) 1,900円
レンタル 0円
電気代 125円

※初期費用2,000円

詳細情報
注文ノルマ
(毎月の最低注文量)
12L※
水の種類 天然水
ボトルタイプ 使い捨てタイプ

※12Lで利用するには、隔月で定期配送スキップをする必要があります。

注文量 月額費用
12L※ 2,025円
24L 3,925円

※12Lで利用するには、隔月で定期配送スキップをする必要があります。

実際にエコットをレビューした記事はこちらです。

②dewo(デュオ)/フレシャス

デュオはフレシャスでも特に人気な機種です。
グッドデザイン賞受賞の洗練された筐体は、お部屋に置いてもスッキリとしていてインテリアを格上げしてくれます。
ユーザーの満足感が高いと評判です。

おすすめ機種 料金詳細
デュオ
参考月額
5,450円
水代(7.2L) 1,155円
レンタル 500円
電気代 330円
注文ノルマ
(毎月の最低注文量)
14.4L※
水の種類 天然水
ボトルタイプ 使い捨てタイプ

※14.4Lで利用するには、隔月で定期配送スキップをする必要があります。

注文量 月額費用
14.4L※ 3,140円
28.8L 5,450円

※14.4Lで利用するには、隔月で定期配送スキップをする必要があります。

③ナノラピアガーディアン/ウォータースタンド

ウォータースタンドは水道直結式のウォーターサーバーを展開しているメーカーです。機種数の多さは業界随一で、12機種もあります。

ウォータースタンドのサーバーは、大きく分けて2種類。
ナノトラップフィルター(静電吸着式フィルター)を搭載した「ナノラピア」とRO(逆浸透)膜フィルターを搭載した「プレミアムラピア」です。

ガーディアンはナノラピアシリーズで、次の特徴を持っています。

  • 瞬間冷温水システムにより電気代が150円
  • グッドデザイン賞受賞。タンクレスで幅・奥行23cmのスリムボディ

ウォータースタンドは契約期間も1年、設置費用も0円です。※一部代理店によっては設置費用が必要です。
初めてウォーターサーバーを使うという方でも気軽に試せますよ。

おすすめ機種 料金詳細
ナノラピアガーディアン
参考月額
4150円+水道代
水代 水道代のみ
レンタル 4000円※
電気代 150円

※長得プランの場合

メーカー基準やJDSA基準などが入り交じるウォーターサーバーの電気代ですが、次の章からは、実際にウォーターサーバーの電気代を計測し、公式サイトでの記載と実測に差がないか検証してみたいと思います。

公式の電気代と実測した電気代は違うのか? 5機種で調べてみた

メーカーが公式サイトに掲載する電気代と実際の電気代の間には差があるのでしょうか?
そこで、実際にウォーターサーバーの1日分の電気代を計測して計算してみました。
実測した機種は5機種で、実際に水ナビ編集部で使っているものです。

実測した結果はこのようになりました。

フレシャスdewoは、【公式】330円【実測】504円

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フレシャスdewoの電気代

16.8円/日(504円/月)

フレシャスdewoの消費総電力

0.8kWh/日

フレシャスdewoは公式サイト掲載値では330円でしたが、水ナビの計測では504円でした。
実測では公式サイト掲載値よりはすこし高く計測されましたが、それでもかなり控えめですね。
省エネ性能に優れているサーバーなのは間違いなさそうです。

cado×PREMIUMウォーターサーバーは、【公式】660円【実測】705.9円

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cado×PREMIUMウォーターサーバーの電気代

23.53円/日(705.9円/月

cado×PREMIUMウォーターサーバーの消費総電力

1.12kWh/日

プレミアムウォーターのcado×PREMIUMは公式サイト掲載値では660円でしたが、水ナビの計測では705.9円でした。
実測では公式サイト掲載値よりはすこし高く計測されましたが、誤差は45.9円(1日あたり1.53円)とかなり少ないですね。
ほぼ公式サイト掲載値どおりと言えそうです。

ワンウェイウォーターsmartは、【公式】446円【実測】636.3円

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ワンウェイウォーターsmartの電気代

21.21円/日(636.3円/月

ワンウェイウォーターsmartの消費総電力

1.01kWh/日

ワンウェイウォーターのsmartは公式サイト掲載値では446円でしたが、水ナビの計測では636.3円でした。
公式サイト掲載値よりは高く計測され、誤差は190.3円(1日あたり6.34円)でした。
他と比較すると少し誤差が大きい印象ですが、とはいえ200円以内におさまっています。

amadanaスタンダードサーバーは【公式】1050円【実測】940.2円

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amadanaスタンダードサーバーの電気代

31.34円/日(940.2円/月

amadanaスタンダードサーバーの消費総電力

1.49kWh/日

プレミアムウォーターのamadanaスタンダードサーバーの公式サイト掲載値では1050円~でしたが、水ナビの計測では月940.2円でした。
実測した電気代が公式サイト掲載値よりも安くなったのはamadanaスタンダードサーバーだけでした。
誤差は-109.8円(1日あたり-3.66円)とかなり少ないですね。
ほぼ公式サイト掲載値どおりと言えそうです。

クリクラサーバーは【実測】1194円

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クリクラサーバーの電気代

39.81円/日(1,194円/月

クリクラサーバーの消費総電力

1.89kWh/日

クリクラのクリクラサーバーは公式サイトでの電気代の記載がありません。
水ナビの計測では1,194円でした。
エコモードのないウォーターサーバーの電気代はよく1000円程度と言われるので、一般的な電気代ではないでしょうか。

メーカー公表値と実測値では±200円程度の誤差

公式サイトに掲載されている電気代と実測での電気代を比べてみました。

今回調べた機種では、公式サイトに掲載されている電気代との差は大きくても200円以内でした。
検証したのはごく一部の機種ですが、メーカーで発表されている電気代はおおむね信頼できるという印象を持ちました。

とはいえ、ウォーターサーバーの電気代は使用状況や設置環境に左右されるものです。
あくまでサーバー本体のエコ性能の目安として活用するのが良いのではないでしょうか。

設置環境やエコモードで電気代がどれだけ変わる?節電する方法

Twitterでこのような書き込みがありました。
実際に使っている人のこういった情報を見ると不安になりますよね。

1ヶ月に電気代が10,000円近くともなれば、明らかに公式サイトに掲載されている電気代と異なります。
メーカーの想定していない事態が起こっていると思っていいでしょう。

ウォーターサーバーの電気代が通常よりも高くかかってしまうにはいくつか原因が考えられます。

  • サーバー内部の異常
  • 設置環境が合っていない
  • メンテナンスが不十分

ウォーターサーバーの電気代がかかる仕組み

そもそもウォーターサーバーの電気代がかかる仕組みは、このようになっています。
プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢを例にとって見てみましょう。

スリムサーバーⅢのお湯は85℃に設定されており、85℃を下回ると温熱スイッチが入り、95℃まで加熱しつづけます。
95℃になると温熱スイッチがオフになり、すこしずつ冷めていきます。
こうやって1日のなかでスイッチのオンオフを繰り返しているのですね。

(出典 プレミアムウォーター)

冷水についても同じで、冷水の温度が4℃~9℃になるように冷水スイッチが入ったり切れたりするのを繰り返しています。

(出典 プレミアムウォーター)

しかし、たとえば温度を検知するセンサーが壊れていたり、エコモードの機能に異常があったりすると、これらのスイッチの切り替えがうまく行かず電気代が異常にかかることがありえるでしょう。
サーバー内部異常以外にも、こういう条件で電気代が高くなりやすいです。

サーバーに直射日光やエアコンの風が直接当たる場所

直射日光やエアコンの直風が当たるような場所にサーバーを設置すると、せっかくサーバー内で加熱・冷却した水がすぐに設定温度を下回ったり上回ったりしてしまうために、通常以上にスイッチが作動することになる可能性があります。

サーバーの周りに家具や壁が密集している

サーバーには背面に放熱板があります。
サーバーのすぐ周りに家具や壁があると、排熱が行き場を失い、サーバーの温度が上がりやすくなるために、こちらも通常以上にスイッチが作動することになる可能性があります。

サーバーのメンテナンスが不十分

サーバー後ろの排熱部にホコリが積もっていたりすると、排熱がうまくいかない原因になります。

公式サイトの数値に比べて「電気代が高すぎる」と思う場合は、こういった原因を疑ってみましょう。
自分でわからないという時は、メーカーに問い合わせるのももちろんいいですね。

【実験】サーバーの熱がこもりやすい環境だとどうなる?

ウォーターサーバーの温度が安定しづらい環境だと、そうでない環境にくらべてどのぐらい電気代が変化するのでしょうか?

実際にウォーターサーバーの電気代がかかりやすい条件を作って計測してみました。

こちらのワンウェイウォーターsmartを…

こうしてみました。

まるで花嫁のベールのようですね。

バスタオルをかぶせることで、背面の排熱板にホコリが積もっていたり壁に密接していたりして排熱しづらい環境を擬似的に作りました。

※実験のために定期的にサーバーを観察しながら行っています。
高温になったりサーバーに異常が出たりする可能性がありますので真似しないでください。

タオル以外の条件は先程と同様です。

計測方法

  • 期間は24時間
  • エコモードは動作させない
  • 計測中、温水600ml、冷水600mlの計1.2Lを排水

電気代はこのようになりました。

※「<」「>」をクリックして画像切替。全4枚

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smart通常利用時の電気代(エコモードなし)

smart通常利用時の電気代(エコモードなし)

smartにタオルをかけた場合の電気代(エコモードなし)

smartにタオルをかけた場合の電気代(エコモードなし)

 
 

通常状態でのsmartの電気代(エコモードなし)

  • 電気代 23.28円/日(698.4円/月
  • 消費総電力 1.11kWh/日

排熱部が覆われた状態でのsmartの電気代

  • 電気代 30.13円/日(903.9円/月
  • 消費総電力 1.43kWh/日

なんと、タオルをサーバーにかけて排熱しづらい状況をつくっただけで、電気代が約1.3倍になってしまいました
環境ひとつで電気代が変化してしまうのですね。

エコモードを切るとどうなる?コスモウォーターsmartプラスで実測

ウォーターサーバーにはエコモードがついている機種もあります。
節電のためにはエコモードを適宜利用するのがおすすめです。

エコモードを使用する場合と使用しない場合では、どのぐらい差があるのか実測してみました。
※エコモードありの場合もエコモードなしの場合も、計測期間は24時間とし、計測中に温水600ml、冷水600mlを排水しました。

※「<」「>」をクリックして画像切替。全5枚

※スワイプして画像切替。全5枚

コスモウォーターsmartプラス

コスモウォーターsmartプラスの電気代(エコモードあり)

コスモウォーターsmartプラスの電気代(エコモードあり)

コスモウォーターsmartプラスの電気代(エコモードなし)

コスモウォーターsmartプラスの電気代(エコモードなし)

 
 

エコモードありの電気代(8時間作動)

  • 電気代 24.99円/日(749.7円/月
  • 消費総電力 1.19kWh/日

エコモードなしの電気代

  • 電気代 29.19円/日(875.7円/月
  • 消費総電力 1.39kWh/日

コスモウォーターsmartプラスのエコモードありとエコモードなしを比較すると、差は125.3円でした。
1ヶ月でみれば微妙な差ですが、1年でみると1500円の差になります。

ウォーターサーバーを節電する方法

環境やエコモードの有無によって電気代が変化することを見てきました。
電気代を節約するには、こういった方法が有効そうです。

  • サーバーの設置場所は、直射日光やエアコンが直接当たるところを避け、壁や他の家具と10cmほどスペースを取るようにする。
  • 背面のホコリを取るなど、メンテナンスを十分に行う
  • エコモード機能のあるサーバーを選ぶ。
  • 温度モードの設定があれば切り替える
  • 温水を使う頻度によっては、冷水専用のウォーターサーバーを使う
ウォーターサーバーを使わないときも電源は切らない

待機電力の節約のため、家電を使わないときはコンセントを抜くのは節電の常識ですね。
ただし、ウォーターサーバーにおいては、電源を切る、コンセントを抜くのはNGなのです。

ウォーターサーバーの水は水道水のように塩素が入っているものではないので、環境次第ですぐに不衛生な状態になってしまいます。
おいしくきれいな水を飲めるように、サーバー内部にはそのために必要なクリーン機能などが備わっていますが、電源を切ってしまうと機能が働かなくなってしまいます。
サーバー内部にカビなどが発生しメンテナンスが必要になると、数千~数万円の費用がかかってしまう可能性すらあります。

ウォーターサーバーを使わないときでも、電源を切ったりコンセントを抜いたりしないようにしましょう。

温水をあまり使わないなら、冷水専用のウォーターサーバーを使うのも◎

「温水はあまり使わない」「冷たい水だけいつでも飲みたい」という方には、いっそ冷水専用のウォーターサーバーを使うのもおすすめです。

すでにご紹介したウォーターサーバー×ケトル一体型のエコット(コスモウォーター)もケトル部分を使わなければ冷水専用ウォーターサーバーとも言えますね。

他にも、冷水専用のウォーターサーバーにはこのようなものがあります。

ナノラピアトリニティ/ウォータースタンド

ナノラピアトリニティは、ナノラピアシリーズの中でも大容量の冷水タンクが特徴のウォーターサーバーです。
冷水だけではなく常温水も使えます。
身体を冷やしたくない方や薬の飲み水にも使いやすいですね。
光感度センサーによる自動節電モードを搭載。
ご家庭だけでなく、オフィスや公共の場にも嬉しい機種です。

おすすめ機種 料金詳細
ナノラピアトリニティ
参考月額
3727円+水道代
水代 水道代のみ
レンタル 3500円※
電気代 227円

※長得プランの場合

【購入のみ】サントリー天然水専用卓上型冷水ウォーターサーバー/サントリー

サントリー天然水専用冷水サーバーは、レンタルではなく購入販売のみのウォーターサーバーです。
買い切りなので、ノルマや契約期間のない気軽さがいいですね。
お水はコンビニでも売っている「サントリー南アルプスの天然水」なので、味や品質に安心感があります。
エコ性能はもちろん◎。電気代は300円です。

おすすめ機種 料金詳細
天然水専用冷水サーバ
メーカー希望小売価格
39,400円
水代(10L) 約1,300円
月額電気代 300円

まとめ

ウォーターサーバーの電気代についてまとめました。
電気代はJDSA基準とメーカーの独自の基準が入り混じっていて正直なところ比較しにくいのが現状です。

ただし、5機種を実測してみた結果、大きく公式サイト掲載値より離れているような電気代は計測されませんでした。
公式サイト記載の電気代はある程度信頼のおけるものと考えてもよさそうです。

ただし、電気代が安くてもトータルで月額料金が安いというわけでもありません。
ウォーターサーバー選びの際にはライフスタイルや使用量に合わせて、月額料金で比較するのがおすすめです。

ウォーターサーバーを乗り換えるなら、解約手数料をキャッシュバックしてくれるキャンペーンを利用するのがおすすめです。
こちらのページでは、各メーカーのキャンペーンを毎月更新していますよ。

グラフの詳細

2020年8月20日時点での価格.comの人気ウォーターサーバーランキングに表示された1位~18位のウォーターサーバーメーカーの、主要床置きウォーターサーバー30機種の電気代一覧(一部、電話問い合わせによる回答あり)

機種 電気代(円)
コスモウォーター ECOTTO 125
フレシャス dewo 330
シンプルウォーター 360
フレシャス Slat 380
コスモウォーター smart+ 400
ワンウェイウォーター smart 446
信濃湧水 エコサーバー 464
ネイフィールウォーター らく楽スタイルウォーターサーバー 500
プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ 510
うるのんGrande 513
アクアクララ アクアウィズ 620
アルピナ エコサーバー 650
富士の湧水 650
プレミアムウォーター cado×PREMIUMWATERウォーターサーバー 660
サントリー天然水ウォーターサーバー 720
フレシャス サイフォン+ 750
アクアセレクトサーバー 750
クリクラ省エネサーバー 756
信濃湧水 スタンダードサーバー 800
オーケンウォーター 800
ふじざくら命水 800
アクアクララ アクアアドバンス 880
プレミアムウォーター amadanaウォーターサーバー 960
アルピナ スタンダードサーバー 1000
ピュアハワイアン スタンダードサーバー 1000
アクアクララ アクアファブ 1030
プレミアムウォーター amadanaスタンダードサーバー 1050
クリクラFit(再加熱なし) 1107
ジャパネットウォーター 富士山の天然水 1296
アルピナウォーター 水素水サーバー 1500


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