クリクラは直営店の他に、全個握に代理店(加盟店)があります。
代理店は、法人・個人が各地域に店を構えて、クリクラボトルの販売・配達を行います。
基本的には取り扱っている商品や料金は同じですが、中には営業所によって内容が異なることもあります。
これからクリクラを契約しようかと考えている方からすれば、少しでも安心できるほうが良いと思うでしょう。
クリクラは、各店舗で地域の担当エリアが決まっています。
そのため、住んでる地域によっては直営店ではなく代理店を利用することになるケースもあります。
クリクラの直営店と代理店について
クリクラの直営店と代理店にはどんな違いがあるのでしょうか。
直営店と代理店の違い
ウォーターサーバーは、メーカーによって水の配送方法が2種類にわけられます。
1つはワンウェイ型と呼ばれる配送方法で、宅配業者が水ボトルを配送し、使用済みボトルは顧客が破棄するタイプ。
もう一つは、リターナブル型と呼ばれる配送方法で、メーカーが水ボトルの配送・回収を行います。
天然水の場合は、採水地から全国に発送するのでワンウェイ型がほとんどです。
一方、リターナブル型は地域ごとに製造工場があってRO水を作るケースが多いです。
クリクラはリターナブル型で、更には直営店と代理店が存在します。
直営店は本部が運営する店舗のことで、事務所を構え、社員を雇い、配送者が水の配送や営業を行います。
ワンウェイ型のウォーターサーバーでも、自社の社員がいて、営業マン等が存在します。
ただ、製造と配送など製造工場で一括管理なので直営店という言い方はしません。
クリクラは全国各地に代理店があります。
たとえば、クリクラの公式サイトではお住いの地域にある最寄りの営業所を調べることができます。
店舗名に「ナック」と書かれているのが直営店で、それ以外はすべて代理店となります。
代理店は、ウォーターサーバーの他にも事業を営んでいる会社が多く、本部と代理店契約をしてボトルを仕入れて販売しています。
たとえば、上図の赤枠で囲んだ「クリクラ京浜」は、株式会社エルゼという会社がウォーターサーバー事業の他にハウスクリーニング事業とダストコントロール事業を営んでいます。
このように、これまでウォーターサーバーとは別の事業を行っていた会社が、クリクラと代理店契約を結んで、水の販売や配送を行っているのです。
クリクラの代理店は料金やサービス内容が異なる
クリクラの直営店と代理店では、料金やサービス内容に違いがあることもあります。
たとえば・・・
- 安心サポートパックがなくメンテナンス時に5,500円の手数料がかかる※
- 水の配送が4週間に1度や2週間に一度など周期が違う
- 支払い方法がクレジットカードのみだったり様々な支払い方法に対応している
- 取り扱っているサーバーの機種が2種類のみ
このような違いがあります。
※代理店により異なる場合があります
クリクラ代理店のトラブル事例!契約する前に抑えておきたい基本知識
販売代理店とメーカーは全くの別物です。
先程も説明したとおり、これまでウォーターサーバー事業に携わってきたことがない異業種の会社が代理店として参入しています。
そのため、代理店の営業マンはクリクラの商品情報や契約内容をきちんと理解していないことがあります。
また、販売ノルマをクリアするために嘘の営業トークや半ば強引な手段で売り込みすることもあります。
ここでは、クリクラ代理店のトラブル事例をご紹介します。
「今だけ!サーバーレンタル無料」は嘘!
「月々にかかる費用は水代だけです」
「他社様では他にも費用がかかりますがクリクラはボトルの購入費用しかかかりません」
クリクラを使用するのに必要な費用は「水代」「安心サポートパック料」「電気代」の3つです。
水代の他にも費用がかかるので注意してください。
クリクラの月々の費用の目安は以下のとおりです。
機種 | 水代 | 安心サポートパック | 月額費用 |
---|---|---|---|
クリクラ クリクラサーバー | 3,180円/24L | あり 460円/月 | 3,640円※ |
このように水代の他にも費用がかかるので、月にいくらかかるのかきちんと把握しておきましょう。
注文ノルマなしだから好きな時に注文できる?
「ウチでは水の購入ノルマは一切ありません」
「必要な時に注文していただければお届けします」
「水がいらないときは休止も無料でできますよ」
クリクラは、他のウォーターサーバーのように水ボトルを定期配送していません。
2週間に一度のペースで顧客に御用聞きをし、そこで水の注文を受けて配送を行う形を取っています。
そのため、水の購入ノルマはありません。
営業マンの言っていることは正しいのですが、「3ヶ月で購入本数が6本未満の場合は1,100円/月のサーバーレンタル代がかかる」という補足説明をしない営業マンがいらっしゃいます。
3ヶ月で6本ということは、毎月2本の購入ペースとなります。
無理に水を購入するよりサーバーレンタル代を払うほうが安上がりですが、できればムダなお金は払いたくないもの。
サーバーレンタル代を考えると、実質的には購入ノルマがあるのも同じと言えます。
「水の交換も簡単です!」は嘘!女性・高齢者は特に要注意
「ボトル交換は簡単にできますよ」
「頻繁に交換するものじゃないので気にする必要はありませんよ」
結論を言えば、クリクラのボトル交換は大変です。
これはクリクラに限ったことではなく、ボトル容量が12Lでサーバーの上部に設置するタイプのウォーターサーバーはすべて交換が大変だと思ったほうが良いです。
ボトル容量が12Lということは単純換算すると12kgの重さになります、足腰の弱い方は持ち上げるのが大変です。
クリクラの悪い口コミでも「ボトル交換が大変」という意見が圧倒的に多いです。
クリクラ以外のウォーターサーバー代理店にも注意!騙されないために知っておきたいクリクラの特徴やメリット
ショッピングモールや電気店などのイベント会場などでクリクラのウォーターサーバーを悪く言う会社が残念ながら存在します。
これは実際にクリクラ公式サイトでもアナウンスがあります。
クリクラや他社のウォーターサーバーに対し、事実に基づかない嘘の営業トークで不安を煽って自社のウォーターサーバーを契約させようとする手段です。
これからクリクラを契約しようと考えている方や、利用中の方は不安になってしまいますね。
「クリクラにしておけば良かった・・・」
「乗り換えて失敗した」
などと悪質な営業トークに騙されないためにも、クリクラの特徴やメリットはしっかり理解しておくことが大切です。
それって本当!?クリクラに対する悪質な営業トーク
では、実際にクリクラに対してどんな悪質営業トークがあるのか見ていきましょう。
ボトル内部に空気が入るから不衛生
「クリクラってボトルの中にボコボコって空気が入るから汚いんですよ」
「使うたびにゴミやチリが入ってるから衛生面が心配なら止めたほうが良いですね」
クリクラのようなリターナブル型のボトルは硬い素材を使っていて潰れにくいです。
一方、プレミアムウォーターやコスモウォーターなどワンウェイ型は潰れやすい素材を使用しています。
リターナブル型 | ワンウェイ型 |
---|---|
ワンウェイ型は、水の使用量に応じて潰れていくのでボトル内部に空気が入りにくいです。
対して、リターナブル型ボトルは使用するたびにボコボコッと音を立てて、ボトル内部に空気が入ります。
空気にはゴミやチリが含まれているので、それがボトル内に入ってしまえば雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
では、クリクラの水は空気が入るから不衛生なのか?というと実はそうではありません。
というのも、クリクラのウォーターサーバーには「HEPAフィルター」という特殊なフィルターが付いていて、空気中に含まれるゴミやチリを除去してくれるからです。
ボトル内に入る空気は、HEPAフィルターを通っているのできれいな状態なのです。
【結論】クリクラのボトルは空気が入っても水は衛生的で安心
→HEPAフィルターが空気に含まれるチリやホコリを除去している
ボトルを使いまわしているから衛生上危険
「ボトルを回収して再利用するから汚いですよ」
「誰かが使ったボトルが回ってきてるんですから嫌だと思いませんか?」
ワンウェイ型のウォーターサーバーを扱っている会社は、再利用するリターナブル型のウォーターサーバーを批判する傾向にあります。
確かに一度使ったボトルを再利用することに抵抗がある方もいるでしょう。しかも、どこの誰が使ったのかもわからないということを考えると、リターナブル型は不衛生と考えてしまうのも無理はありません。
クリクラでは回収したボトルは以下の流れで製品化されます。
1.一次検査 | 外側・内側に発生している変化や異常を検査して分別する。 |
---|---|
2.二次検査 | 一次検査クリアの空ボトルは、再度、変化や異常を確認。異常なしのボトルのみ製造ラインに乗せる。 |
3.オートデキャッパー | ボトルキャップを取り除く。 |
4.官能検査(臭気) | 検査員によってボトル内部の臭気検査を行い、臭いが確認されたボトルは取り除く。無臭のボトルのみ次の工程に進む。 |
5.プレリンサー | ボトルの外側と内側を洗浄・殺菌する。 |
6.リンサー | ここからオートメーションとなり、人の手は一切触れなくなる。空ボトルを再度洗浄・殺菌する。 |
以上の工程を経て、クリーンルーム内で水を充填し密封します。
更に、充填されたボトルを目視で最終検査し異常を見逃しません。
クリクラは、世界基準の衛生管理システムを持つ工場によって、各家庭から回収されたボトルを検査・洗浄・殺菌した後、水を充填しています。
徹底的な衛生管理のもとで再利用されているので、リターナブル型ボトルでも衛生的です。
【結論】クリクラのボトルは再利用でも衛生的
→世界基準の衛生管理システムを持つ工場で洗浄・殺菌。徹底された管理のもとで再利用されるから衛生管理もバッチリ。
メンテナンスしてくれないからサーバーが汚れやすい
「あそこはね、サーバーのお手入れしてくれないから自分でメンテしないとダメなんですよ」
「うちのサーバーは自動でメンテナンスするのでキレイです。クリクラはこういった機能がないしメンテもしてくれないから、衛生面を気にされるならウチがおすすめですね。」
クリクラは年に1回、サーバーマシンを回収してメンテナンスを行います。
メンテナンスしないということはありませんので安心してください。
クリクラ以外でも定期的にメンテナンスしてくれるウォーターサーバーはたくさんありますが、2年に1回のペースで実施する会社がほとんどです。
クリクラは1年に1回と他社のウォーターサーバーに比べてメンテナンスの頻度が高いのでより衛生的で安心して使用できます。
クリクラのメンテナンスが下記の5項目を経て新しいサーバーに生まれ変わります。
1.給水コックの交換・漏水の確認 | 新品のコックと交換。安全のために漏水の確認も行う。 |
---|---|
2.水受け皿を交換 | 湿気とホコリが溜まり不衛生になりやすい部分。新品と交換。 |
3.消毒清掃 | ボトルの差込口と周辺を消毒清掃する。 |
4.点検・消毒清掃 | タンク内の消毒と清掃。汚れてなくても実施。 |
5.点検・清掃 | サーバーの外側を点検した後、清掃。 |
このようにクリクラではメンテナンスも徹底的に行い、新品同様に使用できます。
【結論】年に1回のメンテナンスで衛生的
→他社ウォーターサーバーよりもメンテナンス頻度が高く、メンテナンスライセンスを持った専任スタッフが徹底的にメンテナンスするからより衛生的。
2年以上使わないと解約金が発生する
「クリクラは2年以上使わないと解約金かかりますよ」
「解約するときは必ず解約手数料取るみたいです。でも、うちは解約手数料なしで解約できるので安心してください。」
クリクラは利用期間に関係なく解約金なしで解約可能です。
むしろ、解約金がかかるのはクリクラ以外のウォーターサーバーです。
ちなみに、代理店がよく使う営業トークの「うちは解約金無料です」というのは、その代理店に対してという意味です。
基本的にメーカーと契約となるので、そのメーカーに対して解約金を払うことになります。
繰り返しになりますが、クリクラでは解約金はかかりませんが、他メーカーでは解約金がかかります。
【結論】クリクラは解約金なし
→いつ解約しても解約金は無料。解約金なしはクリクラだけ。
元は水道水だから放射性物質が混じっているかも
「クリクラの水って水道水を使ってて危険って知ってますか?」
「水道水は放射性物質が心配ですからね。当社は天然水なのでその点、心配無用です」
クリクラの宅配水の元は水道水です。
しかし、水道水のように不純物が混じっているわけではなく、より安全性の高い水です。
水道水をNASAでも採用する「逆浸透膜フィルター」という高性能なフィルターでナノレベルのウィルスや不純物、化学物質を徹底的に除去します。
また、理論的には放射性物質を除去することも可能です。
専門機関に放射性物質の測定検査を依頼しており、クリクラの宅配水には放射性物質が含まれていないことが確認されています。
クリクラ公式サイトで放射能測定検査結果報告書を閲覧可能ですので、心配な方は確認してみると良いでしょう。
【結論】クリクラの水は安全性が高い
→RO膜システムで不純物を徹底的に除去。純水に近い状態の水で水道水よりも安全。放射能測定検査も定期的に実施し、放射性物質も含まれていません。
サポート体制が整ってないから何かあった時に困る
「アフターケアがしっかりしてる我社のほうが安心かと」
「クリクラは何かあったときの対応が遅いですよ」
クリクラは各地域に支店を設けて、宅配業者ではなく自社スタッフが水の配送や故障時の対応を行います。
他社ウォーターサーバーでは、宅配業者が配送したり、修理時の対応を水の専門ではない人に任せるので、日数を要します。
これに対してクリクラは、自社スタッフが全て対応しますし、全国に500以上の支店等があるので迅速に対応可能です。
【結論】クリクラはサポートが手厚く迅速な対応で安心
→全国に500以上の拠点を構え、故障やトラブル時に迅速に対応可能。顧客を待たせることがなく、気軽に相談できる安心感がある。
不在時はボトルを玄関前に置いていってしまう
「自宅に誰もいないと勝手に玄関の前にボトルを置いてかれるみたいですよ」
「不在時はボトルの回収すらしてくれません。その点、我社は使い捨てボトルなので回収されないと言ったこともありません」
クリクラは不在時でも水の受け取りやボトル回収を行ってくれます。
急な用事で外出しなければいけなくなったり、仕事が遅くなったりするなど不在時でも水の受け取りができるシステムがあります。
ただし、上記で紹介した営業トークのように勝手に玄関前においていくようなことはしません。
不在時に水を受け取りするかどうかを利用者自身で選択できますし、納品場所は事前に打ち合わせして希望の場所に置いてもらえます。
また、空ボトルを外に出しておけば配達時に回収してくれます。
【結論】クリクラは納品時でも受取・回収可能
→事前に打ち合わせして受け取りの可否や納品場所を決める。空ボトルの回収も配達時に行います。
クリクラの申込みは代理店ではなくインターネットがおすすめ
クリクラに限らずウォーターサーバーの代理店は、会社によって営業マンの質やサービス内容に差があることもあります。
中には嘘の営業トークで騙して契約を取ろうとする人もいるので、騙されないようにしなければいけません。
そうならないためにも、クリクラの特徴やメリット・デメリットをきちんと把握しておくことです。
クリクラについて詳しく知っていれば、騙されたり焦って契約して失敗することもありません。
代理店で契約するのは不安という方は、インターネットから申し込むことをおすすめします。
クリクラと他社ウォーターサーバーを比較検討できますし、自分が納得いくまで調べてから契約するので騙される心配がありません。
また、WEB限定のキャンペーンもあり、得するのも魅力です。
もっとくわしく知りたい方はクリクラの詳細記事をご覧ください。
執筆者のプロフィール
水ナビ編集部
これまで60社以上のメーカーを比較し、30機以上のサーバーを実際にレンタルして使ってきた水ナビ編集部が、あなたにぴったりなウォーターサーバーを見つけます。