掃除はキライだけど、汚れているのもキライ。
たいていの人は、そうではないかな~?と思います。
もちろん、私も。
でも、水回りって、すぐに汚れてヌメヌメしたり、カビが生えたり。
一番触りたくないのに、一番汚れやすい場所。
今回は、そんな掃除が面倒な排水口を、出来るだけ触らずにキレイに保つ裏ワザをご紹介します。
【著者】削ぎ家事研究室 室長 大塚 奈緒(おおつか なお)
『ズボラ向け片付けブログ』Happy Livingを運営。
コラムの執筆、訪問でのお片付けサポート、セミナー講師としても活動中。
著書『がんばらない家事』
1976年5月16日生まれ
東京都豊島区出身
茨城県つくば市在住 昭和女子大学 生活科学部 生活美学科 建築学コース インテリア専攻 卒
・削ぎ家事研究室室長
・livedoor公式ブロガー
・ライター ・整理収納アドバイザー1級
・整理収納アドバイザー(スリーピング)2級認定講師
・ルームスタイリスト1級
・ポリCOOK認定講師 ・防災士
=おうち=
平屋の3LDK。
2012年に、散らからない仕組みを詰め込んだ『掃除がラクな家』を建てました。
置かない・掛けない・敷かないをモットーに、とにかく家事がラクになる部屋づくりをしています。
=家族=
・中年の夫
・2002年6月生まれの娘
・2007年3月生まれの息子
・2016年1月生まれのトイプー
※特に片付けができる家族ではありません。
削ぎ家事研究室とは…
いかに毎日の面倒な家事を削ぎ落とし時間に追われず充実した日々を過ごすかを日夜、研究するところ。
ブログ:http://happyliving.blog.jp/
キッチン
まず、キッチンの排水口をキレイに保つためには、純正の蓋を使うのをやめること。
純正の蓋は、シンクと一体化して見た目には美しいのですが、凹凸が多く掃除が面倒なモノがほとんどです。
ですから、我が家では純正の蓋は早々に処分して、凹凸の少ない蓋を購入して使っています。
しかも2つ。
更に、排水口のカゴも1つ追加で購入。
蓋とカゴを2つずつ使いまわしているんです。
2つずつ使っている理由は、毎日、食器洗浄乾燥機で食器を洗うときに排水口の蓋とカゴも一緒に入れて洗ってしまうから。
カゴの目に詰まった汚れも、食器洗浄乾燥機なら簡単にキレイにしてくれます。
また、高温で『すすぎ』をするので衛生的。
毎日洗っているので、食器と一緒に洗うことにも抵抗はありません。
食器洗浄乾燥機を使っていないおうちでも、毎日洗って、毎日乾かすだけで、あの面倒なヌメヌメ掃除から解放されますよ。
ぜひ、2つずつ用意して交互に使ってみてくださいね。
洗面台
洗面台の排水口は、100均のプラスチックのカゴ状になっている『洗面台ごみガード』を使っています。
このごみガードを使う前は、スポンジ状のごみガードを使っていました。
洗面台の排水栓のゴミ受けの上にはめ込むタイプのモノです。
このスポンジタイプは、髪の毛などをスポンジがキャッチしてくれるので、排水栓を洗うのが簡単になります。
が…簡単になるだけで、洗う必要はある。
そもそも、排水栓がなければ洗う必要もない。
我が家の場合、洗面台に栓をして水を溜めることは、ほとんどありません。
だったら、カゴ状のごみガードで十分。
100円で6個入っているので、汚れたら惜しみなく取り替えられます。
お風呂
お風呂も、ないモノは洗う必要がない。
というわけで、蓋は使っていません。
長い間、蓋なしで排水口のカゴがそのまま見える状態で使っていました。
しかし、このカゴを洗うのが面倒なんですよね…。
そこで、色々と試した結果、100均の排水口キャッチに辿り着きました。
1つ100円なので、洗面台の6個で100円よりは高くつきますが、そうは言っても100円。
気軽に取り替えられるお値段です。
沢山の洗剤を使い、『漬け置きして擦って』を繰り返す手間を考えたら、こまめに取り替えてしまった方が簡単にキレイを保てますよね。
掃除はこまめに出来れば、それに越したことはない。
だけど、「やらなきゃ、やらなきゃ」とか、「あー、汚いな…」とストレスに感じるくらいなら、出来るだけやらずにキレイを保つ選択をして、快適に過ごしてみてください。