ふるさと納税の返礼品として各地の特産品などを受け取ることができます。中でもいくらは、総合ランキングでも頻繁に上位に入る人気の返礼品です。
しかし、いざふるさと納税サイトを見ると沢山ありすぎて、どのいくらを選んだらコスパ良く楽しめるのか悩んでしまいますよね。
コスパ良くと言っても、少ない金額で沢山食べたい方、とにかく美味しいいくらを食べたい方、安心・安全ないくらを食べたい方など選ぶ観点は人それぞれだと思います。
この記事ではお得に食べられるいくらの内、様々なニーズに応えられるよう、幅広い観点でおすすめのいくらを15個厳選しました。
ふるさと納税のいくらの選び方
ふるさと納税での返礼品としていくらを選ぶときの具体的な選び方について見ていきましょう。
還元率で選ぶ
お得にいくらを食べたい場合、還元率の高さで選ぶのがおすすめです。払った寄付金額に対して、返礼品の市場価格が高いほど、還元率は高くなります。
還元率は以下の計算式で出すことができます。
還元率(%)=商品の市場価格÷寄付金額×100
また還元率で判断する他にも、寄付金額に対するいくらの量で選ぶのもおすすめです。
ふるさと納税の制度上、還元率は返礼品の仕入れ額に送料や事務費用などを含め、寄付金額の50%以下と定められています。(2023年10月1日までは仕入れ額の30%までとなっています)
還元率が50%以上となっているものは市場価格で計算しているため、仕入れ額での計算ではありません。
そのため、仕入れ額から計算すればどれも50%以下なので、お得感を感じたい方はいくらの量で選ぶと満足できると思います。
ふるさと納税でいくらの量を計算するときは1万円あたりのg数を出すと分かりやすいでしょう。以下の計算式で出すことができます。
いくらの総量(g)÷価格(万円)=1万円あたりのいくらの量(g)
産地で選ぶ
いくらの水揚げ量が1番多いのは北海道です。ふるさと納税の返礼品としても、北海道産のいくらは多く取り扱われています。
北海道産の中でも、オホーツク海産はコクがあり、野付湾産は粒が大きいなど特徴が違います。
北海道以外の代表的な産地には、青森県、岩手県、新潟県、宮城県などがあります。産地ごとにいくらの食べ比べをしてみるのも良いかもしれませんね。
種類で選ぶ
いくらと呼ばれるものには鮭の卵と鱒(マス)の卵の2種類が存在します。
この二つを区別するために、「秋鮭いくら」と「鱒いくら(マスコ)」と呼ぶことがあります。
一般的に「いくら」と認識されているのは秋鮭いくらです。しかし鱒いくらもよく似ているため、いくらとして扱われることもあります。
味は、秋鮭いくらの方がコクがあって美味しいという意見が根強いです。一方、鱒いくらは秋鮭いくらと比較して小さく、プチっと弾ける食感が特徴です。
この辺の好みは人それぞれでしょう。価格の相場は鱒いくらの方が一回り安価です。
水揚げ時期で選ぶ
いくらの水揚げ時期はおおよそ9月~11月ですが、時期によっていくらの味は変わります。
前半であれば味は薄いですが、皮も薄くプチっとした食感があります。後半になると皮が厚く硬くなり、食感は劣るものの味は濃厚になります。
好みは人それぞれですが、人気なのは前半の頃のプチっとした食感がある時期のいくらです。好みの時期を探してみてはいかがでしょうか。
等級で選ぶ
いくらにもランク付けがされており、3特、2特、特、無印の4段階あります。
その中で、最もグレードの高いのは3特です。
判断基準は、色、つや、粒の大きさ、やわらかさ、成熟度など様々な観点から評価されます。
味付けで選ぶ
いくらの味付けには「塩漬けいくら」と「醤油漬けいくら」の2種類が存在します。
一般的に流通しているのは醤油漬けいくらです。そのため、塩漬けいくらがどんな味か知らないという方もいると思います。
醤油漬けいくらは味付けがさっぱりしていて、他の食材とも合わせやすいという特徴があります。
一方、塩漬けいくらの場合は味が濃縮されて旨味を強く感じることができます。
醤油漬けいくらを目にする機会が多いため、醤油派の方が多いですが、中には塩が良いという方もいます。今まで塩漬けいくらを食べたことがない方は、試してみてはいかがでしょうか。
【厳選】ふるさと納税で貰えるいくら15選を紹介!
いくらの選び方に関して見てきましたが、どのように選ぶか決まった方も、まだ決まっていない方にもおすすめのいくらを紹介します。
ここで選出したいくらは、還元率やgあたりの値段などコスパの良さを主に重視しながら、
なども含め、様々な種類や味付けのいくらを幅広いニーズに応えられるように15個厳選しました。
【1位獲得実績あり】北海道白糠町/北海道海鮮紀行いくら(醤油味) 500g(250g×2)
北海道白糠町(しらぬかちょう)は、太平洋沖の暖流と寒流が交わる場所にあります。絶好の漁場となっており、1年を通してししゃもや毛がに、柳だこ、鮭、粒貝など様々な海の幸を水揚げています。
太平洋が一望できる「恋問館(こいといかん)」は、観光スポットとして非常に人気。
昼は青い海を眺めたり、夜は波の音を聞きながら漁火を見たりと、2つの顔が楽しめます。
この北海道白糠町の返礼品として受け取れるのが「北海道海鮮紀行いくら(醤油味)」です。
海鮮紀行いくらはカテゴリー別人気ランキングに留まらず、楽天ふるさと納税の総合ランキングで1位を獲得した実績もあります。
採卵されてから、10℃以下に保たれた塩水で一粒一粒丁寧に洗浄され、特製の醤油だれに漬けこまれるまで脅威の30分というスピード。
また酸素によって味が劣化してしまうのを防ぐために、窒素置換包装を行っているため賞味期限は一年以上となっています。
北海道で獲れたいくらを、新鮮なまま保存することにこだわった北海道海鮮紀行いくらなら、卵本来の旨味とコクを最高に楽しむことができるでしょう。
※ふるさと納税サイトにより20,000円~24,000円の価格差があります。
【1位獲得実績あり】北海道別海町/北海道産鮭いくら醬油漬け 250g
別海町(べつかいちょう)は生乳生産量が日本一の町です。
約1万5000人の人口に対し、7倍ほどにあたる約11万頭の牛が町内で飼育されています。
日本最大の砂嘴(さし)がある野付半島は、ラムサール条約湿地登録されており、多くの観光客で賑わっています。
この北海道別海町の返礼品として受け取れるのが「北海道産鮭いくら醬油漬け」です。
楽天ふるさと納税の総合部門で1位を獲得した実績があります。
川からの養分が溜まる野付湾の良質な秋鮭いくらを使用しているため、粒が大きくコクがあり旨味が強いです。
味付けには、米発酵調味料や魚介エキスなどを加えた薄口しょうゆを使い、お子様からご年配の方まで食べやすい味となっています。
漁獲から製品までを自社工場で一環して行っているこだわりのいくらを、一度味わってみてはいかがでしょうか。
※ふるさと納税サイトにより10,000円~12,000円の価格差があります。
【47万箱突破!】北海道八雲町/いくら醤油漬け 550g(110g×5)
八雲町(やくもちょう)は太平洋と日本海の2つの海に面した珍しい町で、それぞれの海が気候に影響を与えます。そんなユニークな気候を活かして畜産業や漁業を行っている町です。
北海道といえば木彫りの熊を思い浮かべる方も多いと思いますが、八雲町はその木彫りの熊の発祥の地でもあります。
この北海道八雲町の返礼品として受け取れるのが「いくら醤油漬け」です。秋鮭いくらよりも安価な鱒いくらを使用しているため、15,000円で550gとたっぷりいくらを楽しむことができます。
また5パックに小分けされているのも、届いた後に扱いやすくおすすめです。
対米HACCP認証取得工場で製造を行い、パックにはロットが記載されているため、安全面や品質のばらつきを防ぐ対策をしっかりしています。そのため安心していくらを食べることができます。
【チョイス限定】北海道寿都町/北海道産いくら醤油漬け 400g(80g×5)
寿都町(すっつちょう)は、北海道南西部の寿都湾を弓状に囲うように立地する町です。
山林や原野が豊かで、朱太川以西には北海道最北のブナ林を有しています。
寿都湾は日本海側から吹く「だし風」「やませ」を利用した風力発電があり、自然との共生が特徴的です。
この北海道寿都町の返礼品として用意されているのが「北海道産いくら醤油漬け」です。ふるさとチョイスのいくら部門で1位を獲得した人気のいくらです。
人気の秘密は、本醸造醤油と純米酒のみで熟成させた、余計ものを一切使わない自然な味付けです。
仕入れ、腹だし、揉み、洗浄、漬け込み、熟成、作業を、すべて南波商店の寿都工場で完了させています。
また、第41回全国水産加工たべもの展で大阪府知事賞受賞した実績もあります。この機会にぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
【歯舞昆布醤油使用】北海道小樽市/北海道礼文島産いくら醤油漬け(小粒) 270g(90g×3)
北海道小樽市(おたるし)は「北の商都」として明治時代以降に発展し、レトロな歴史的建造物が数多く現存している町です。
北海道開拓の玄関口として発展した「小樽港」があり、そこからは有名な「小樽運河」が続きます。
他にも25,000点以上のオルゴールが展示されている「小樽オルゴール堂本館」や、20世紀初めに建てられた歴史的建造物を活用した「小樽芸術村」など多くの観光スポットがあります。
この北海道小樽市の返礼品として受け取れるのが「北海道礼文島産いくら醤油漬け(小粒)」です。
北海道最北端の島「礼文島」で獲れたいくらは、小粒で皮が柔らかく、コクがあるのが特徴です。
味付けの醤油には歯舞昆布を使用しており、風味の豊かさを楽しむことができるでしょう。
【完熟の大粒いくら】北海道留萌市/鮭いくら醤油漬け 400g(200×2)
留萌市(るもいし)は北海道の北西部に位置するハート型が特徴的な市です。ウニ、ホタテ、タコ、エビなどにも恵まれ水産加工が盛んに行われています。
この北海道留萌市の返礼品として受け取れるのが「鮭いくら醤油漬け」です。完熟したロシア産の大粒の秋鮭いくらが楽しめます。
鱒いくらではなく、大粒の秋鮭いくら400gが11,000円で受け取ることができるというコスパの良さが特徴です。
【まろやかな鱒いくら】北海道根室市/いくら醤油漬け(鱒卵) 500g(250×2)
根室市(ねむろし)は北海道の東端に位置している市で、周囲は海に囲まれています。そのため、花咲ガニやエゾバフンウニ、ホッキ貝、ナガコンブなど、様々な海の幸に恵まれています。
昭和20年以来、北方領土返還要求運動を続けており、「北方領土返還要求運動原点の地」でもあります。市民の4人に1人が島民関係者です。(根室市公式サイトより)
この北海道根室市の返礼品として受け取れるのが「いくら醤油漬け(鱒卵)」です。250gずつ小分けにして配送されます。
鮭卵と比較しても、勝るとも劣らぬまろやかな口当たりが特徴のいくらです。
15,000円でたっぷり500g届くので、コスパの良さで選びたい方にもおすすめとなっています。
【無添加の塩いくら】北海道根室市/無添加塩いくら 500g
同じく北海道根室市の返礼品として受け取れるのが「無添加塩いくら」です。今回選出した中で唯一の塩いくらとなります。
原材料は「秋鮭卵」のみで、添加物は一切使用していません。新鮮な北海道産秋鮭いくらを塩のみで味付けしているので、いくら本来の濃厚さがありながら生臭さのない上質な塩いくらです。
今まで塩いくらを食べたことがない方にもぜひ食べていただきたいおすすめの一品です。
【いくら本来の甘味】北海道函館市/無添加いくら正油漬 320g(160g×2)
函館市(はこだてし)は1859年に開港し、西洋文化をいち早く取り入れたレトロな雰囲気の溢れる街並みを楽しむことができます。
函館山から望む夜景は「世界三大夜景」の一つにも数えられ、「100万ドルの夜景」とも称されます。
この北海道函館市の返礼品として受け取れるのが「無添加いくら正油漬」です。無添加の醬油漬けいくらを食べたいという方におすすめです。
防腐剤、みりんなどの調味料、化学調味料などを一切使用せず、いくら本来の甘みを引き出す味付けを施しています。
気になる味は、特注の醤油をベースに羅臼産の昆布出汁を使用した特製の醤油だれに、歯が触れるだけでふわっと広がりとろけるいくらを漬けこんだ極上の一品です。
小さなお子様でも安心して美味しいいくらを食べることができるでしょう。
【最高級グレード3特】宮城県気仙沼市/最高級3特国産鮭卵いくら宝壽醤油漬味付 約2kg
※500gのいくらをご希望の方は、こちらをご覧ください。
気仙沼市(けせんぬまし)は宮城県の北東部に位置する市。
四季を通して静穏な気仙沼港は、沖合から遠洋まで様々な場所へ船出する漁船の一大基地となっています。
東日本大震災によって大きな被害が出てしまいましたが、「世界三大漁場」に数えられる三陸沖の漁場から毎日大量の海の幸が水揚げされ、気仙沼らしい姿を取り戻しつつあります。
この宮城県気仙沼市の返礼品として受け取れるのが「最高級3特国産鮭卵いくら宝壽醤油漬味付」です。
いくらは色・つや・粒の大きさ・皮のやわらかさなどにより、3特・2特・特・無印の四つ等級が付けられます。こちらは最高級の3特を誇るいくらなので、期待大です。
社内でも限られた人しか製造方法の明かされていない秘伝の特製だれに、10月頃に産卵のために戻ってきた鮭の持つ皮の柔らかいいくらを漬け込んだ絶品の一品。
「HACCP認定」「ISO22000認証」の自社工場で加工されるため安心、安全です。
※500gのいくらをご希望の方は、こちらをご覧ください。
※ふるさと納税サイトにより19,000円~20,000円の価格差があります。
【有数の産地・枝幸沖産】北海道枝幸町/北隆丸自慢のいくら醤油漬け 400g
枝幸町(えさしちょう)は北海道の北部、北海道宗谷管内の最南部に位置する町です。
オホーツク海に面し、周りは北見山系からなる山々に囲まれた自然の豊かさが特徴。
「カニの町」と呼ばれるほか、全国初のブランドホタテとなった「枝幸ほたて」などでも有名です。北海道の中でも有数の産地と言えるでしょう。
この北海道枝幸町の返礼品として受け取れるのが「北隆丸自慢のいくら醤油漬け」です。
いくらの名産地オホーツク海の中でも、有数の産地である枝幸沖で獲れた鮭のいくらを使用しています。
様々な海の幸に恵まれた枝幸町の美味しいいくらを食べてみてはいかがでしょうか。
【日高山脈の恵み】北海道新ひだか町/北海道産網元特製いくら醤油漬け鮭卵 400g(200g×2)
新ひだか町(しんひだかちょう)は日高山脈を背に、北海道日高振興局管内の中央に位置している町です。平成18年3月31日に「静内町」と「三石町」が合併し新たに誕生しました。
全国ブランドの「日高昆布」は、100年以上受け継がれてきた製法で作られています。
また、恵まれた自然環境で行う軽種馬産業により、「日本一のサラブレットの生産地」としても知られています。
この北海道新ひだか町の返礼品として受け取れるのが「北海道産網元特製いくら醤油漬け鮭卵」です。
北海道唯一の山脈「日高山脈」から、365日豊富な栄養が流れ込む最高の環境で育つトップブランドの鮭を毎朝水揚げし、工場へ直送します。
鮭の状態が最も良い10月~11月初めの鮭卵のみを使用し、保存料、着色料を使用しないいくら本来のツヤと鮮度を保った一品です。
【特製の醤油ダレ】北海道弟子屈町/いくら醤油漬け 200g
弟子屈町(てしかがちょう)は、北海道の中心から少し東に位置しており、面積の半分以上が阿寒摩周国立公園となっています。
世界有数の透明度を誇る「摩周湖」
噴気を上げる様子が望める「硫黄山」
100年以上の歴史がある温泉街など、大自然と共に暮らしています。
この北海道弟子屈町の返礼品として受け取れるのが「いくら醤油漬け」です。
水揚げされてから、「たれに漬け込むまでの早さで全てが決まる」と言っても過言ではないいくらの鮮度が際立つ最高の旨みが楽しめます。
1965年から「北海道の美味しいもの」を販売している老舗「加藤水産」の絶妙な醤油だれで味付けされたいくらは、海老や貝などと合わせて海鮮丼にして食べるのもおすすめです。
【プチプチ感強め】岩手県普代村/三陸産いくら醤油漬け(鮭卵) 500g
普代村(ふだいむら)は、岩手県北部の海岸に位置し、人口2607人の県内で一番小さな村です。(2023年9月30日現在、普代村ホームページ参考)
暖流と寒流の交わる場所にあるため、豊富な海産物が一年を通して水揚げされています。
この岩手県普代村の返礼品として受け取れるのが「三陸産いくら醤油漬け(鮭卵)」です。
世界三大漁場の三陸で水揚げされた鮭を、確かな目利きで買い付け、熟練の職人が伝統の味加減で仕上げ、ダシの効いたこだわりのいくら醤油漬けです。
こちらのいくらのグレードは「特」。皮が硬く歯ごたえがありプチっとした食感が強いです。
そのためプチっとした食感が好きな方にとっては、3特・2特のいくらより、この「特」の三陸産いくら醤油漬けの方が好きな方もいると思います。
7,000円と比較的少額で受け取れるため、気軽に試してみるのもおすすめです。
【小分けだから食べやすい】北海道釧路市/本場北海道産しょうゆいくら 325g(65g×5)
釧路市(くしろし)は北海道の東部に位置する市。
二つの国立公園「釧路湿原」「阿寒摩周国立公園」をはじめ、特別天然記念物の「タンチョウ」や「阿寒湖のマリモ」など世界的に貴重な地域資源が豊富にある街です。
また、大規模な食品・製薬工場や製紙工場のほか、全国で唯一の石炭鉱業所が操業しています。
この北海道釧路市の返礼品として受け取れるのが「本場北海道産しょうゆいくら」です。
獲れたての内に産卵直前の鮭から卵を取り出してから、醤油のみで味付けをすることでいくらの持つ風味を素直に表現しています。
食べきりサイズが5つ配送されるので、いくらで「一度に全て解凍したら食べきれない」と困ったことがある方も、問題なく食べることができると思います。
いくらを食べるメリットと注意点を解説!
美味しいだけではなく、いくらには栄養が豊富に含まれています。ここではそんないくらを食べるメリットと、食べるときに注意したいことも解説します。
いくらを食べるメリット
いくらには様々な栄養素が含まれており、以下のものが挙げられます。
中でもEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)は、主に青魚に含まれているため、魚を食べる機会が少ない方には特におすすめです。
また、いくらの赤々とした発色の元であるアスタキサンチンや、脂溶性のビタミンであるビタミンA、ビタミンEを含みます。
他にも、いくらには100gあたり32.6gの豊富なたんぱく質や、女性にも嬉しい鉄分など様々な栄養素を摂取することができます。
いくらを食べるときの注意点
栄養豊富ですが、いくらには比較的多くの塩分とコレステロールが含まれています。食べるときは塩分とコレステロールの摂り過ぎに注意しましょう。
塩分の摂り過ぎに注意
文部科学省「食品成分データベース」によると、いくら100gあたりの食塩相当量は2.3g含まれています。
これは小さじ1/2ほどですが、醤油漬けなどにするとさらに塩分量は多くなります。
野菜や果物、海藻類などに含まれるカリウムには塩分を排出する働きがあるため、一緒に食べるのもおすすめです。
コレステロールの摂り過ぎに注意
文部科学省「日本食品標準成分表」によると、いくら100gあたり480mgのコレステロールが含まれています。
コレステロール自体はホルモンや胆汁酸などを作る材料となるため、人間にとって必要な成分です。
コレステロールの摂取量と血中のコレステロール値が明確に一致していないとも言われているため、拒絶する必要はありませんが、食べ過ぎないようにするのが無難です。
気になる方は小分けされているものを選び、食べる量を調整しやすいものにすると良いでしょう。また食物繊維を含む野菜や海藻類と一緒に食べるのもおすすめです。
ふるさと納税のいくらに関するよくある質問
ここではいくらに関するよくある質問をまとめました。
分かりやすく言えば、まとまってくっついている状態かバラバラの状態かという違いです。
元々は卵巣膜の中に卵がつながっています。その繋がっている状態のものを筋子と呼び、ほぐしてバラバラにしたものをいくらと呼びます。
質や産地などによって変わりますが、相場としての目安は1万円あたり200gほどです。
量が同じでも小分けされているかなどによって届いた後の扱いやすさが変わるため、量以外の項目も確認するのがおすすめです。
いくらの旬は、秋鮭が産卵する時期である9月~11月頃です。しかし遅くなってくると皮が厚く硬くなりはじめるので、中盤あたりだと一番美味しく食べることができるでしょう。
ただし、新潟県や宮城県など一部地域によっては10月下旬頃~となっているところもあるので、産地によっても多少の違いがあります。
冷蔵庫に半日程度いれて解凍するのがおすすめです。
ゆっくりと解凍することで、美味しさをキープすることができます。急いでいる場合は流水にあてて解凍するのが良いでしょう。
いくらの食感や風味が損なわれる可能性もありますが、早く解凍することができます。水圧で潰してしまわないように注意しましょう。
一方、電子レンジで解凍するのはおすすめしません。熱にむらが出たり、いくらに火が通ってしまったりするため、急いでいる場合は流水で解凍しましょう。
解凍したいくらは消費期限が1~2日程度(もう少し持つものもありますが)で、あまり日持ちしないため、計画的に解凍する必要があります。
まとめ
一言に「いくら」と言っても産地や時期、味付けなどにより様々ないくらがあります。粒の大きさや食感、コクなどに違いがでるので自分の好みに合うものを探してみましょう。
シンプルないくらだからこそ、誤魔化しの効かない食材なので、色んないくらを食べ比べてみても楽しいと思います。
ぜひ今回紹介した内容を参考にいくらを選んでみてください。