雲仙観光局が語る!魅力あふれる雲仙温泉の観光スポットと地域との連携について

雲仙観光局が語る!魅力あふれる雲仙温泉の観光スポットと地域との連携について

全国屈指の温泉があることで有名な雲仙市の魅力を探るべく、雲仙観光局にインタビューを行いました。

雲仙には温泉や絶景、そして美味しい食べ物など、魅力的な観光資源がたくさんあります。

例えば、温泉街の統一感ある建物や雲仙地獄など、趣向を凝らした観光スポットは必見です。また、ミヤマキリシマや紅葉など四季折々の自然の美しさも魅力的です。

今回は、雲仙観光局の白濵えりか(しらはまえりか)さんにインタビューしました。

雲仙観光局 白濵えりかさん

雲仙で生まれ育ち、県外に進学後もUターン。県内企業に勤務した後、現在は地元である(一社)雲仙観光局の職員として活躍中。

雲仙の魅力

──雲仙にはどんな魅力があると考えていますか?
雲仙には、日本初の国立公園に指定された美しい自然があります。

この自然は、雲仙の人々と密接にかかわっており、この地域にしかない魅力を持っています。また、自然と人が共存する美しい景色と、活気ある生活の両方を楽しむことができる魅力的な地域です。

──雲仙の自慢のスポットはどこでしょうか?

雲仙温泉の最も代表的な自慢のスポットは、「雲仙地獄」です。

橘湾の海底地下15km地点にマグマ溜まりがあるといわれており、そこから噴出する火山ガスと雨水などが溜まった地下水が合わさってできるのが温泉です。

雲仙は標高が約700mあるため、貯水量が豊富ではありません。そのため、温泉になりきれなかった火山ガスが地上へ噴出することで地獄ができているといわれています。

至るところから高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂う中、湯けむりが立ち上る様は、恐ろしげな地獄の景色そのものといえるでしょう。

そんな地獄の中には、雲仙地獄工房があり、蒸気で蒸した熱々の温泉たまごを食べることができます。
また、避暑地時代に外国人が飲んでいたラムネの味を再現した、温泉(うんぜん)レモネードも販売しており、温泉たまごとの相性は抜群です。

雲仙には自然の美しさだけでなく、温泉やグルメなど様々な楽しみがありますので、ぜひ訪れてみてください。

雲仙の歴史を楽しむ

──雲仙には歴史的なスポットが多くありますが、その中でも特におすすめの場所はありますか?

私がおすすめする場所は「白雲の池」です。

雲仙は標高700mに位置し、夏は北海道の札幌と変わらない気温で涼しく過ごせることか
ら、避暑地としても有名でした。

明治から昭和にかけては、多くの外国人にも雲仙の存在が知れ渡り、愛されていました。

「白雲の池」では、ボート遊びや釣りの他にも、天幕を張り、外での食事を楽しむ、現在の
グランピングのようなことをして楽しんでいたといわれています。

現在では、バードウォーチングや植物観察、キャンプ場として利用することができますので、ぜひ、足を運んでみてください。

──雲仙にはどのような歴史的背景があるのでしょうか?
雲仙は大宝元年(701年)に行基が開山したといわれており、かつて「温泉山」と書いて「う
んぜんざん」と呼ばれていました。比叡山や高野山より古い歴史がある山岳修験、仏教の霊山でした。

寛永4年(1627年)には、キリシタン弾圧による拷問が始まり、多くのキリシタンが殉教する
という悲しい歴史もあります。

明治時代からは避暑地として人気が高まり、多くの外国人が雲仙を訪れるようになりまし
た。あの有名なヘレン・ケラーも雲仙を訪れており、ミヤマキリシマを手で触って感じてい
る様子が写真に残っています。

歴史と自然が融合した雲仙は、魅力的な場所として多くの人々を魅了しています。

雲仙の温泉ならではの特徴と楽しみ方

──雲仙の温泉は、他の温泉地と比較してどのような特徴がありますか?

雲仙温泉は、四季を感じながら入浴できることが魅力の一つです。

春はミヤマキリシマと山桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色を見ながら温泉を楽しむこと
ができます。

また、雲仙の泉質は硫黄泉のため、殺菌効果や湿疹・しもやけなどの皮膚病全般、さらに美
肌効果が期待できます。
お湯は少し白く濁っており、硫黄の独特な香りが特徴です。

島原半島には、小浜温泉や島原温泉など、他にも素晴らしい温泉地がありますので、ぜひ訪
れてみてください。

──雲仙温泉ならではの楽しみ方を教えてください。

雲仙では、お宿の日帰り入浴と共同浴場の二つで温泉を楽しむことができます。
お宿によって異なる雰囲気を楽しめるのはもちろんですが、共同浴場で地元の方々とお話しながら入浴するのもオススメです。
地元の人だからこそ知る雲仙のオススメスポットや歴史、生活を聞いて、さらなる雲仙の魅力を感じてください。

──雲仙の温泉を訪れる際に、気をつけておくべきマナーや注意点はありますか?

他の温泉地と同じで基本的な温泉マナーを守ることが大切です。

具体的には、以下のようなポイントが挙げられます。

温泉のマナー
  • 湯船に入る前に体を流す
  • 騒がしくしない
  • タオルを湯船に入れない
  • 飲酒後に入浴しない

また雲仙温泉には、石造りの浴場が多くありますので、足元が滑りやすいことに注意しましょう。

以上のようなマナーや注意点に気を付けることで、より快適に雲仙の温泉を楽しむことができます。

雲仙の絶景スポット

──雲仙で撮影したいフォトスポットはありますか?おすすめの場所があれば教えてください。

これからの時期(春)は、仁田峠のミヤマキリシマがオススメです。
仁田峠のミヤマキリシマの見頃は、例年5月中~下旬にかけてですが、今年は温かい気候が
続いておりますので、例年より少し早めのGW頃が見頃になるかもしれません。

仁田峠は雄大な自然が広がる展望台で、天気が良ければ遠くまで見渡せます。

春のミヤマキリシマだけでなく、夏はヤマボウシと新緑、秋は燃えるように色鮮やかな紅
葉、冬は条件が合った時にしか見ることができない貴重な霧氷を見ることができます。
ロープウェイに乗って、さらに山の上に登れば、上空からの空中散歩が楽しめます。

季節によって異なる姿を見せてくれる仁田峠、ぜひ訪れてみてください。

──夜も楽しめるスポットはありますか?
雲仙の温泉街は街灯が少なく、夜は灯りがほとんどないため、綺麗な星空を眺めることができます。

旧八万地獄がおすすめのスポットです。ここは地熱を感じながら、満天の星を見ることができる地元民が知る隠れた夜のスポットです。

素晴らしい自然と共に、贅沢な星空をお楽しみください。

雲仙観光局の活動

──雲仙観光局では、どのような活動を行っているのでしょうか?
雲仙観光局は、雲仙市全体の観光振興に努めています。

その中でも特に力を入れているのが、地元の方々や観光客からの声を取り入れ、観光の満足度を高めるための施策です。具体的には、観光情報の充実、地元の特産品やグルメのPR、イベントの企画・運営など、様々な活動を行っています。

訪れる人も、住む人も、働く人も、幸せを感じられる持続可能な地域をめざすとともに、雲仙観光局の取り組みによって、雲仙に訪れる観光客がより多くなり、満足度が高まることを期待しています。

これから雲仙市を訪れる人へ

──雲仙観光局の公式サイトでは、雲仙市観光情報ストックサイト『Find UNZEN』や期間限定のイベント情報などわかりやすいですね。これから初めて雲仙市を訪れる人にぜひ見て欲しいページがあれば教えてください。

これから雲仙市を訪れる人には、「20のシーン」というページがおすすめです。

20のシーンでは、雲仙市での過ごし方がテゴリー別に掲載されており、色んなシーンに合わせた過ごし方を提案しています。
グルメや女子旅、自然を感じる、キャンプ、写真好き等、自分が興味を持ったシーンから、
お気に入りのスポットを探してみてください。

これからも記事をどんどん増やしていく予定ですので、雲仙市をはじめて訪問する方も、リピーターの方も、ぜひこのページもチェックしてみてください。

まとめ

インタビューを通じて、雲仙観光局の役割や取り組み、雲仙市の魅力的な観光スポットやイベントについて知ることができました。

観光客がより快適に過ごせるような情報提供や施設整備など、幅広いPR活動を行っていることが今の雲仙の発展に繋がっているのかもしれません。

また、地域との連携も大切にしており、雲仙市の特産品や地元のお祭りなども積極的に紹介しています。観光客が初めて雲仙市を訪れる場合でも、公式サイトの「20のシーン」や「Find UNZEN」を活用することで、充実した旅行を楽しむことができます。

これからの暖かくなる季節に、自然豊かな幸せを感じられる雲仙を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

雲仙観光局

雲仙市の観光を広く宣伝する雲仙観光局は、雲仙の豊かな自然や温泉、歴史や文化を紹介する情報発信の中心として活躍しています。観光スポットの紹介やイベント情報の提供などを幅広く提供することで、雲仙市を訪れる人々の思い出に残る旅をサポートしています。

この記事の執筆者

池田 憲彦

フリーランスで活動するフロントエンジニア。2019年に開業してから30社以上の事業に携わる。現在は遊びに関するメディアや不動産、IT関連のメディアを運営中。

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