「女性の社会進出をさらに前へ。」地球にも女性にも優しい「LAQREE」のブランド開発への想い

株式会社日本機能性コスメ研究所では、今話題のアジアコスメの代理店販売・共同開発のほか、自社ブランド「LAQREE」を立ち上げ、女性の社会進出を後押しするためのアイテムを販売しています。

今回は、同社代表取締役の林さんに、製品の魅力や女性の社会進出への想いについて伺いました。

株式会社日本機能性コスメ研究所

代表取締役 林さん

メガバンクにて企業の格付け・融資等業務を経て、海外からトレンド雑貨を企画輸入する貿易会社を設立。のちに海外コスメを専門で取り扱う化粧品会社を設立。中国タイのアジアンコスメの総代理店として輸入、プロモーション、販売戦略等トータルで実施。事業開発、商品開発、マーケティングを得意とする。4言語を話すマルチリンガル。2児の母。

アジアンコスメのパイオニアとして日本展開に尽力

──まずは、貴社の成り立ちや沿革を教えてください。

林さん 当社は、2016年5月に 香港発のコスメブランド「Kailijumei(カイリジュメイ)」の日本総代理就任し、翌年4月に株式会社日本機能性コスメ研究所を設立いたしました。

2019年11月にタイコスメブランド「Beauty Cottage(ビューティーコテージ)」 を日本総代理として日本展開を開始。2020年にはタイコスメブランド「SRICHAND(シーチャン)」や中国コスメ「VCND」の日本総代理になるなど、アジアンコスメのパイオニアとして、タイコスメや中国コスメを次々と日本展開しています。

シーチャン「ブライト&ブルーム 24 スキンケアパウダー」

直近の取り組みとしては、2022年12月にはタイと日本の共同企画であるハイブリットコスメブランド「frunflynn(フルンフリン)」をローンチ。2023年6月には初上陸となる「Beauty Buffet(ビューティーブッフェ)」を日本展開いたします。以降も次々と新作を展開予定です。

──アジアコスメは今日本でも大きな話題を集めていますよね。

林さん 灼熱で高温多湿なタイ発のコスメは崩れにくいことが特徴。そのため、マスクにつきづらい、マスクをつけても崩れにくいなど、昨今の日本のコスメ市場にフィットしました。

キャシードール「サンマット」

タイは20万種以上の薬草やハーブなど化粧品原料の産地。そのため、価格もリーズナブルでコスパがよいと、SNSでも話題になったんです。10〜40代と非常に幅広い層のお客様にご利用いただいています。

中国コスメはプレゼントにもぴったりなパッケージの可愛さや、トレンドを捉える速さからも人気のアイテムがたくさんありますね。

日本人女性のことを考え抜いて完成した、LAQREE パンツ

──海外コスメの代理店だけではなく、自社ブランドも持たれているんだとか。

林さん 2019年より自社ブランドである「LAQREE(ラクリー)」をスタートさせ、吸水ショーツの「LAQREE パンツ」をローンチ。折りたたみ可能な「LAQREE スーツケース」、LEDライト付きの「LAQREE 新発想折りたたみ傘」などさまざまな雑貨の開発と販売を手掛けています。

──まずは、LAQREE パンツの開発経緯について教えてください。

林さん 吸水ショーツはアメリカなどで人気ですが、輸入品は高価かつ日本人の体形に合わず漏れてしまうという課題がありました。そのため、「日本人の体形に合うリーズナブルな吸水ショーツを作ろう」と代表の林が中心となり、現役の女子大生や仕事をしているママ、女の子を持つママ等のチームを結成しました。

幅広い世代の女性が集まることで、「小さな子供をお風呂に入れた後ナプキンを付けるのが大変」「学校や会社では忙しくて、なかなかナプキンを付け替える時間がとれない」などさまざまな悩みが浮き彫りに。そんな悩みを解消するため、メーカーとの試作作りを重ね、数年かかって出来上がったのがLAQREE パンツです。

──LAQREE パンツの特徴や強みは何ですか。

林さん ヨガやジム、アウトドア、旅行などお出かけの際にも、普段の活動に近い形で、より快適に過ごせるようにと開発しました。優れた伸縮性と心地よいフィット感で、生理中もよりアクティブに活動できます。さらに、抗菌・防臭加工により蒸れやニオイも防いでくれるんです。

レースタイプとボクサータイプの2種類のデザインを展開しているので、その日の気分や目的に合わせて使えるのも嬉しいポイント。レースタイプは普段のショーツと変わらないようなデザインで、ボクサータイプはシームレスで心地よいフィット感なので、就寝中などにもお利用いただけます。

そのほか、ナプキン16枚分(160ml)の吸水量と、お肉を拾わないソフトガードル機能、こだわりのスキンケア加工生地の「LAQREE 超吸水消臭サニタリーショーツ」も販売しています。

──吸水ショーツは、環境問題の視点でも注目されていますよね。

林さん 1人が使うナプキンの量は、生涯で約1万2000枚と言われています。この吸水パンツは洗って繰り返し使え、地球にも優しいことがポイントです。

また当社では、洗濯ネット「エコランドリーネット」も開発。マイクロプラスチックが流れ出ることによる地球への負担を考え、自然に優しい天然成分だけで作りました。

ワンタッチで除菌可能!安心して使えるマイボトル

──続いて、LAQREE BOTTLEについてもお聞かせください。

林さん LAQREE BOTTLEは、代表の林が過去に海外の水道水を飲みお腹を壊した経験から、どこでも安全に水が飲める製品を作ろうと開発が始まりました。また、使い捨てペットボトルの環境の負荷が大きいこともありマイボトルを広めたいという思いもあります。

ボトルを持ち歩くとき、「本当に綺麗に洗えているのか」「一度口をつけたあと雑菌が繁殖していないか」と気になることはありませんか?特に昨今はウイルスへの懸念も高まっており、除菌できるボトルを作ろうとなりました。

LAQREE BOTTLEは、紫外線の中でも最も強い最先端UV-C紫外線ライトを採用しており、ワンタッチで、自動的にボトルの内部と水を99.9%同時除菌してくれます。UV-C紫外線は、細菌・ウイルス・カビなどのDNA/RNAを破壊し除菌するため、ほとんどの菌種に対して有効で、残留物のない除菌方法です。

──温度測定もできるということで、ミルク調合にも役立つんだそうですね。

林さん 水筒の中の温度を自動で表示することで、ミルク調合ができるほか、小さいお子さんやご年配の方の火傷防止が可能となりました。先述した除菌機能は、水分中の成分を増やすなどの副作用等はありません。そのため、幅広い世代の方にご利用いただけます。旅行やレジャーはもちろん、災害時の備えとしてもぜひ役立てていただきたいですね。

女性の社会進出を後押しするアイテムを世に送り出したい

──女性やお子さん、ご年配の方など、幅広い方に向けた商品開発をされているのですね。最後に、貴社の今後の展望についてお聞かせください。

林さん コスメ分野については、今後も日本でのアジアンコスメのパイオニアとして先頭を走っていきたいと考えています。代理店としてだけではなくブランドとの共同開発も増えており、より日本市場にフィットしたアイテムやトレンドを作っていく所存です。

シーチャン(フェイスパウダー)

LAQREEについては、「女性の社会進出をさらに前へ。」というメッセージのもと、これからも活動していきます。

生理をはじめとした、女性の身体に関わる分野では、痛みや苦痛を伴うことを当然として我慢を強いられたり、対策そのものがとられていなかったりと、女性の社会進出にはまだまだ、様々な困難があるのが実情です。これらの課題解決ができるアイテムを世に出すことで、女性の社会進出に貢献できればと考えています。

株式会社日本機能性コスメ研究所

大阪府大阪市西区阿波座1丁目7-12 東新ビル5階

この記事の執筆者

佐原 有紀

大手人材会社退職後、2018年よりフリーライターとして活動。取材経験を活かし、ウェブメディアでの執筆や求人広告の作成などを行っている。

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