【京都府亀岡市】 保津川がもたらす自然の恵み。京の奥座敷・亀岡市にいらっしゃい!

JR京都駅から嵯峨野線の快速電車に乗って約20分。緑に囲まれたのどかな景色が広がるのが、京の奥座敷と言われる京都府亀岡市です。

魅力あふれる歴史と自然のまち」と言われる亀岡市は保津川を中心に水を生かした観光がたくさんあります。亀岡市の歴史やオススメの観光ルートを亀岡市観光協会さんにお話を伺いました。

一般社団法人

亀岡市観光協会

亀岡市ってどんなところ?

亀岡市は人口約86,000人(2021年3月現在)の自然豊かなまち。関西最大級のコスモス畑「夢コスモス園」をはじめ、桜や新緑、山々を彩る紅葉と四季折々の自然が楽しめます。竹細工や天然砥石など自然を生かした産業が根付いています。

亀岡市観光協会さん

亀岡市を一言で表すなら、『のどか』でしょうか。亀岡市には歴史と自然が共存して残っています。昔懐かしい風景に由緒ある神社仏閣がちらばる様子は、まるで過去にタイムスリップしたかのよう。京都市内の荘厳な世界遺産とは違い、静かに佇む神社仏閣の数々は、歴史が好きな人にとってはお宝探しのような環境だと思います。

湯の花温泉の近くにある神藏寺をはじめ、市内には自然と歴史を堪能できるスポットが点在する

保津峡の四季を楽しむ「嵯峨野トロッコ列車」

ここからは、亀岡市観光協会さんオススメの3つの観光地を紹介します。まずは京都から嵐山に向かい、嵯峨野トロッコ列車で亀岡市に向かいましょう!

嵯峨野トロッコ列車は、嵯峨嵐山と亀岡を結ぶ約7.3kmの観光列車。元々は京都鉄道の一部で、一度廃線になったものを、平成2年に今の観光列車として復活させました。約25分の列車の旅では、京都嵐山から亀岡の山々や保津川の渓谷美が楽しめます。

亀岡市観光協会さん

一番の見どころは、保津川に架かる鉄橋の上から見る眺めです。タイミングが良ければ、眼下を進む保津川下りの舟を見ることができますよ

日常を忘れて大自然を間近に感じたい人にオススメです。

桜と紅葉のシーズンは特に人気なんだそう

歴史ある名湯に癒やされる「湯の花温泉」

亀岡市内をじっくり観光したら、お宿は湯の花温泉がおすすめ。静かな山間に6軒(2023年10月現在)の温泉宿があり、中にはランチや日帰り温泉が利用できるところもあります。

温泉街として宿が連なるようになったのは昭和(戦後)になってからですが、戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒やしたという伝説が残っているのだとか。いにしえのロマンあふれる温泉なんですね。

神経痛や冷え性、疲労回復に効果のある単純弱放射能温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)のお湯に浸かりながら、のんびり、ほっこりと旅の疲れを癒やしてはいかが。

6軒のお宿それぞれが趣向を凝らした大浴場。自分好みの温泉を見つけるのも楽しみの一つ

スリル満点!渓流をすり抜ける「保津川下り」

風を感じながら渓谷美を間近に眺めたい人は、保津川下りを体験してみてください。

約2時間の舟旅では、巨岩の間を滑り降りるアトラクションのような時間から、舟上で心地の良い風を感じる穏やかな時間まで、緩急のあるひとときを過ごすことができます

亀岡市観光協会さん

1606年、京都の豪商・角倉了以が丹波地方の物産を京都に運ぶために開削を行い、物流河川としたのが保津川です。その産業水路が現在の観光川下りの名所となっています。先人たちの苦労を思いながら、保津川の自然を感じていただくのもよいですね

お土産はおいしい水を生かした名産品に決まり!

亀岡市はおいしい水と空気が自慢」と亀岡市観光協会さんがおっしゃる通り、亀岡市には水を生かしたおいしい名産品がたくさんあります。

亀岡市観光協会さん

旧厚生省が実施した水道水の評価で、京都府内で唯一「おいしい水道水」に選定されました亀岡市の上水道や簡易水道のほとんどは保津川沿いの深井戸からくみ上げられた地下水で、濁りや臭気がなく、浄水場では塩素滅菌を行うだけで供給されています

醤油、地酒、味噌、米。おいしい水を生かした名産品はたくさんありますが、外せないのが京野菜です。

聖護院かぶ、賀茂なす、丹波くり、みず菜、壬生菜、九条ねぎ、万願寺とうがらし、紫ずきん(丹波黒大豆)、海老芋、小豆……挙げだしたらきりがないくらい、数多くの京野菜が作られています。

亀岡市観光協会さん

保津川の豊富な水は、まちの繁栄と農作物に欠かせません。ぜひ、季節の名産品を味わってお土産にも持ち帰っていただきたいです

観光だけじゃない、市民を支える「おいしい水道水」

おいしい水道水は市民にも浸透しており、プラスチックごみを削減するための、いつでもどこでも「亀岡のおいしい水」プロジェクトが行われています。

飲食店や事業所、小中学校など、市内の122か所(2023年10月現在)にマイボトルに無料で水道水を補給できる給水スポットが設置され、多くの人に利用されているそうです。おいしい水は、観光業だけでなく、市民の生活も支えているのです。

いつでもどこでも「亀岡のおいしい水」プロジェクトに参加する飲食店

歴史と自然が調和したまちの発展には、豊かで美しい水が大いに関係していました。京都市内から少し足を延ばして、戦国ロマンを感じる旅へ――。みなさんも保津川の恵みを体感しに、ぜひ亀岡市を訪れてみてはいかがですか。

一般社団法人亀岡市観光協会

〒621-0804 京都府亀岡市追分町谷筋25-30
JR亀岡駅観光案内所(JR亀岡駅2階)
〒621-0804 京都府亀岡市追分町谷筋1-6

TEL:0771-22-0691 

この記事の執筆者

尾西 美菜子

印刷会社の企画編集部門でライターとして数年働いたのち、医療業界へ転職。現在は歯科助手として働きながら、フリーライターとしても活動する。趣味は御朱印集め、サッカー観戦、読書。

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