グルメ・温泉、フォトスポットまで島根県安来市の魅力を徹底ガイド!【安来市観光協会】

山陰地方・島根県というと、真っ先に出雲大社や城下町の松江、穴道湖などを連想される方は多いのではないでしょうか。島根県は出雲や松江以外にも、観光やグルメ、パワースポットなど見どころがぎゅっと詰まったエリアです。

今回は魅力あふれる島根県のなかでも、鳥取県との県境に位置する「安来市(やすぎし)」の魅力を紹介していきます。

安来市ってどんなところ?

引用元:田舎暮らし本より

島根県安来市は、島根県の東端、鳥取県との県境に位置しています。

県外からのアクセスは、飛行機の場合、米子鬼太郎空港から車で約40分、出雲縁結び空港からは車で約50分。

電車でのアクセスは、JR山陰本線・松江駅からの場合、安来駅まで特急で約15分、各駅停車で約30分となっています。

引用元:安来市観光協会HPより

安来市だけでなく、島根県全体が日本神話の舞台となっていることをご存知の方も多いことでしょう。

「安来」の地名の由来も神話から来ています。733年につくられた出雲国の地誌『出雲国風土記』によると、ヤマタノオロチを倒したことでも知られるスサノオノミコトがこの地を訪れ、「吾が御心は安平(やす)けくなりぬ」といわれたことから、「安来(やすぎ)」というようになったと伝えられています。

引用元:安来市観光協会HPより

また神話の舞台となっただけでなく、安来市は古代から鉄づくりが盛んでした。

「たたら製鉄」と呼ばれる方法で生産された鉄は、最盛期の江戸時代後期から明治時代にかけて、全国の鉄の約8割が出雲地方を中心としたこのエリアで生産されていたそう。

引用元:安来市観光協会HPより

たたら製鉄」とは、粘土で作ったお風呂のような炉の中に砂鉄と木炭を入れ、風を送り、燃焼させることによって鉄を生産する方法です。

11世紀頃まで主に山陽地方で盛んに生産されていましたが、11世紀以降になると山陰地方でつくられるようになりました。

安来市は、古代からの神話、戦国時代には合戦の場、江戸から明治時代には鉄が運搬された港町としても栄えるなど、歴史ある自然豊かな街です。

安来市が誇る歴史的史跡、行っておきたい名所はココ!

引用元:安来市観光協会HPより

まずは、「月山富田城跡」。

標高約190メートルの月山の山頂にあったお城。戦国大名の尼子氏が本城としていたお城でもあります。一度も落城しなかった難攻不落の名城としても知られ、1934年には、国の史跡に指定。2006年には「日本名城100選」にも選ばれています。

月山富田城跡
住所:島根県安来市広瀬町富田
営業時間:常時開放
定休日:年中無休
アクセス:山陰自動車道・安来ICより車で約15分、イエローバス「月山入口」下車徒歩約1分

引用元:安来市観光協会HPより

清水寺は、587年に開山。十一面観音様をご本尊とする天台宗の古刹。江戸時代後期に建てられた三重塔は拝観可能です。清水寺の三重塔から安来の街を眺められます春は桜、夏は緑、秋は紅葉など、季節によって色づく街が変化するので、リピートされる方も多いそう。

清水寺・三重塔
住所:島根県安来市清水町528
拝観時間:7:00~17:00
定休日:参拝は年中無休
アクセス:山陰自動車道・安来ICより車で約10分 安来駅より車で約15分
坐禅修行、写経のミニ修業あり
※詳細は公式ホームページをご確認ください。

話題沸騰!映えるスポット「安来のウユニ塩湖」がアツい!

引用元:安来市観光協会HPより

歴史に触れるのもよいけれど、せっかくなら写真映えするところもチェックしておきたいですよね。いいショットが撮れる映えスポットを紹介していきます。

飯梨川河口は、安来駅より車で約15分。「安来のウユニ塩湖」とも呼ばれる写真映えスポットです。空気が澄んだ無風のときが狙いめ。水面が水鏡のようになり、まるで南米のウユニ塩湖にいるかのような写真が撮れると話題になっています。

飯梨川河口
住所:島根県安来市赤江町 飯梨川河口
アクセス:安来駅より車で約15分 安来ICより車で約20分

季節によって変わる映えスポット

引用元:安来市観光協会HPより

続いては季節限定になりますが、「チューリップ畑」。

山陰自動車道・安来ICより車で約15分、イエローバス「伯太庁舎」で下車してすぐのところにあります。

1.5haの畑に約100種類、50万本のチューリップが植えられています。毎年4月上旬~中旬にかけて、色とりどりのチューリップが咲き誇る風景は圧巻と評判です。

伯太チューリップ畑
住所:島根県安来市伯太町東母里
交通アクセス:安来ICより車で約15分 イエローバス「伯太庁舎」下車すぐ

引用元:安来市観光協会HPより

他には、春の訪れを伝える菜の花が一面に咲く能義平野
見ごたえのあるシバザクラが魅力の猿隠高原
遊歩道から四季折々の景色が楽しめる布部ダム
平成の名水100選にも選ばれている鷹入の滝など、美しい自然が映えるスポットが安来市にはあります。

安来市が誇る名湯、「さぎの湯温泉」と「比田温泉」

引用元:安来市観光協会HPより

旅に出て、気になるのは温泉という方もいらっしゃるのではないでしょうか。島根といえば、玉造温泉や出雲温泉など一度は聞いたことがある温泉があるエリア。安来市にももちろん温泉があります。

おすすめしたい温泉は、「さぎの湯温泉」と「比田温泉」。

「さぎの湯温泉」は、JR安来駅からタクシーで約15分、月山の麓で飯梨川周辺に湧き出る温泉。源泉温度が50度と高いのが特徴。源泉かけ流しの弱アルカリ性のお湯は、お肌をスベスベにしてくれると評判です。

さぎの湯温泉
住所:島根県安来市古川町
アクセス:JR安来駅からタクシーで約15分

引用元:しまね観光ナビより

「比田温泉」は、安来市中心部から離れた鳥取県にほど近い県境にある温泉。アクセスは

JR安来駅から車で約40分。山合の自然豊かなエリアにあるので、秘湯気分が味わえるのが魅力。

アルカリ性単純弱放射能泉のお湯は、体を芯から温め、自律神経を整えると言われています。古くから湯治場として愛されてきた「比田温泉」で、のんびりとリラックスするのもありです。

比田温泉
住所:安来市広瀬町東比田
アクセス:山陰道ICより約40分

安来はフルーツ天国!

引用元:安来市観光協会HPより

観光名所や温泉ときて、安来市のグルメも気になるところでしょう。

実は、安来市はフルーツ天国特にイチゴは島根県最大の産地と言われています。安来市で生産されるブランドイチゴは大きいのに「甘くておいしい!」と評判。

イチゴだけでなくみかんやぶどうなど、フルーツが多く栽培されています。

引用元:安来市観光協会HPより

安来産の旬のフルーツは、「Sherie café」、「苺や kirito」、「ARTEPIA CAFÉ」などのカフェで楽しめます。旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツをそれぞれのカフェで食べ比べてみてください!

食べておきたいどじょう料理

引用元:安来市観光協会HPより

安来市といえば、「安来節」。その唄に合わせて踊る「どじょうすくい踊り」をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どじょうすくい踊りでも親しまれているほど、どじょうは安来市ではおなじみのソウル・フード。

スーパー等であまり見かけない魚ですが、美容効果が高く、栄養満点ビタミンやミネラルだけでなく、カルシウムも豊富。カルシウムの含有量は、ウナギの約9倍とも言われているそうです。

引用元:安来市観光協会HPより

安来市はどじょうの養殖が盛んなエリア。田んぼでの養殖をしていることもあり、自然に近い状態で育てられているので、苦味や臭みもなく、やわらかくフワフワの食感が特徴。

引用元:安来市観光協会HPより

安来産のどじょう料理「柳川定食」は、道の駅「道の駅あらエッサ」内のお食事処等で食べられます。ぜひ、どじょう料理にトライして美もゲットしましょう!

まとめ

この記事では島根県安来市の見どころを紹介してきました。自然豊かで。歴史とロマンにあふれる安来市。お肌がきれいになって体が温まる温泉や写真映えするスポット、フルーツやどじょう料理など、魅力がいっぱい。

ぜひ、島根県安来市を訪ねてみてください。

安来市観光協会

〒692-0011 島根県安来市安来町2093-3
TEL: 0854-23-7667 

この記事の執筆者

chillco

横浜市在住。ダメOLからライターへ転身。旅行や不動産、街の情報など、Webを中心に執筆。最近は取材やインタビューなどを中心に活動中。

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