「これから水筒を持ち歩く生活を始めよう!」と思ったときに、ふと
「水筒の数が多すぎて、どれにしたらいいのかわからない」
「水筒はどれが一番良いの?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
水筒選びに迷っている方々のため、私たち水ナビ編集部では、数多くある水筒の中から7種類を厳選し、
- 使い勝手
- 分解し洗いやすいか
- 全機種の保温・保冷能力
などを細かく分析・調査しました。
さらに、
- 水筒で人気のドリンクを紹介
- 実際にオリジナルドリンクを作ってみる
記事ではこんなことも。
水筒選びに迷っている方や、水筒をもっと使い倒したいという方、ぜひご覧ください。
水筒の3つのタイプと選び方
水筒には、主に3つのタイプが存在します。
開閉するキャップの形がそれぞれ異なり、「ワンタッチ式」「スクリュー式」そして「コップ付き」があります。
それぞれの特徴と、メリット・デメリットを見てみましょう。
水筒のタイプ1. ワンタッチ式(ジャグ式)
ワンタッチ式はその名の通り、指で簡単に開けられる構造のものを指します。
片手で開けられるので、手軽にすぐ飲めるのが特徴です。
またほんの少しだけ飲むといったことも容易なので、なかなか手が離せないオフィス勤めの方に特におすすめです。
メリット
- 片手で開けやすく、すぐ飲める
- 飲み口が比較的小さいため、少しだけ飲むといったことが容易
デメリット
- 密閉性に欠けるため、使い方によっては漏れることがある
- 構造が複雑のため、洗いにくい
水筒のタイプ2. スクリュー式
スクリュー式は、ふたを回しながら開けるものを指します。
密閉性に優れているので、しっかりと閉めれば持ち運んでいるときに漏れる心配がほとんどありません。
また構造がシンプルで開口部が広いので、コーヒーなどの香りを楽しめたり、洗いやすかったりします。
水筒を使うシーンを問わず、水筒としての高い性能を求めている方には、スクリュー式がおすすめです。
メリット
- 密閉性に優れる
- 飲み口が広いため、大きい氷が入れやすい
デメリット
- 両手でふたを開け閉めしなければならない
- ふたの締まりがゆるいと、こぼれる可能性がある
水筒のタイプ3. コップ付き
コップ付きのものはその名の通り、蓋を開けると注ぐためのコップが付いているものです。
ふたを重ねることになるので、保温・保冷力に優れています。
また熱すぎる飲み物や冷たすぎる飲み物でも、一度コップに入れて置いておけば、温度調節がカンタンにできます。
特に大容量の水筒はこの形状が多く、コップが2つ付いているものもあるので、家族や大人数でシェアしたい方や、激しいスポーツをされていて多く飲みたいという方に特におすすめです。
メリット
- 密閉性に優れ、保温・保冷効果が高い
- 注ぎ口に口をつけずに飲むため、衛生面が安心
デメリット
- 両手を使ってふたの開閉作業しなければならない
- コップの置き場所に困ることがある
水筒は容量・サイズも豊富!
水筒はふたの種類が異なるだけでなく、容量・サイズも豊富にあります。
容量・サイズは主に3種類に分かれています。
生活スタイルに合わせたものを選びましょう。
水筒の大きさ比較
小型の水筒(~350ml)
普段使いやオフィスでのちょっとした水分補給におすすめ。 |
中型の水筒(350~600ml)
水分補給をする回数が多い方や、 ジムなどちょっとした運動をする方におすすめ |
大型の水筒(600ml~)
登山やスポーツなどの激しい運動をする方や、運動会などにおいて複数人でシェアするという方におすすめ |
魔法びんの仕組みと主なメーカー
ここまで水筒の種類や容量を紹介しました。
今回紹介する水筒はすべて、魔法びんの機能を備えたものです。
しかし、ここまで読んでいる方のなかには、
「そもそも魔法びんってなに?」
「魔法びんを作るメーカーってどんなものがあるの?」
と思われる方もいるかもしれません。
ここで、簡単に「魔法びん」の仕組みを説明しておきましょう。
魔法びんの基礎「真空二重構造」とは?
魔法びんとは基本的に「真空二重構造」と呼ばれるもので構成されます。
外側を覆う「外びん」と飲み物を入れる「内びん」の間に真空状態のすき間があります。
このすき間があるおかげで、熱や冷気が外へ逃げにくいのです。
さらに内びんに熱を逃げにくくする特殊な加工を施すことで、より断熱効果を上げることができます。
これが魔法びんの真空二重構造の仕組みです。
【おすすめ】人気の国内三大魔法びんメーカー
保温・保冷機能に優れた魔法びん水筒を作っているメーカーは、国内だけでも数多く存在します。
しかし今回取ったアンケートの結果では、「サーモス」「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」の3社が特に人気だということが分かりました。
「サーモス」「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」の3社それぞれの特徴と、アンケートに寄せられた各メーカーを選んだ理由をまとめてみました。
サーモス
サーモスは、もともとイギリスで誕生した魔法びんメーカーですが、現在は日本に本社を置く国産メーカーです。
1978年に世界初のフルステンレス水筒を誕生させたことを皮切りに、さまざまな種類や機能をもつ水筒を発売しています。
サーモスの特徴は、値段は少々高めですが、水筒としての機能性が非常に高く、老舗魔法びんメーカーとして得た高い信頼性があります。
耐久性と保温性の高さが気に入っています。温かい状態を維持したかったのでサーモスを選びました。
サーモスは定評のあるブランドで容量やサイズがちょうどよいです。
洗いやすくて清潔に保てるので助かります。
象印マホービン
象印マホービン(以下、象印)は、戦前から国内で魔法びんの製造にかかわっていました。
その技術を生かし、ステンレス素材でありながら軽量でスリム、そして機能性を兼ね備えた商品を数多く取り扱っています。
保温の機能やデザイン、容量、重さなど、持ち運びに便利。
選ぶ基準として、「保温性」と「軽さ」を重視していました。
すると、この水筒がとてもよいという口コミが多かったので、迷わず購入しました。
タイガー魔法瓶
象印と同様に、戦前から魔法びんの製造に携わっていたタイガー魔法瓶。
創業初期は卓上ポットや電気ポットがメインでしたが、1986年にその技術を生かしたステンレス製水筒「サハラ」を生み出し、大ヒットしました。
特徴は、何といっても「値段の安さ」にあります。
そして性能もサーモスや象印に負けないほどあり、コストパフォーマンスが優れています。
軽くてコンパクトなものでバッグに入るもの、そして飲みやすさでタイガーを選びました。
タイガーは、保温力が高く、バックに入れて持ち運びに便利です。信頼がおけるメーカーです。
人気の3社はいずれも、特徴や性能がバラバラで、迷ってしまいますよね。
そこで、続いて編集部が厳選したおすすめの水筒をご紹介します。
【編集部が13本を厳選】おすすめの水筒は?
水ナビ編集部は、数多くある水筒の中から、気になった水筒8点を厳選し実際に購入しました。
そして、見た目のデザインやサイズのみならず、飲み具合などの使い勝手や分解してみて洗いやすいかなど、くまなく分析・調査しました。
※表示価格は調査時の価格です
オフィス&お出かけ用におすすめな水筒3本
まずは、オフィスやちょっとしたお出かけにぴったりな水筒をご紹介します。
象印 ステンレスボトル SM-SD36 360ml
象印 ステンレスボトル SM-SD36
販売価格(楽天)
1,437円(税抜)
サイズ | 幅6.5㎝ 高さ17.5㎝ 奥行7㎝ |
重量 | 170g |
容量 | 360ml |
おすすめポイント
- こぼれにくさを実現した独自の「飛び散り抑制機構付きワンタッチオープン」
- 重量が約170gと非常に軽量
おすすめする理由として、象印特有の機構にあります。
この水筒には「飛び散り抑制機構」というものが付いています。
これは、ボタンを押すと少しだけ蓋が開き、ボタンを離せばオープンするしくみです。
これにより、中ふたに付着している水滴を飛ばさずに開けることができます。
2020年現在、後継モデルが登場していますが、見た目や性能は今回ご紹介するモデルとほぼ同じです。
サーモス 真空断熱ケータイマグ JOK-500 500ml
サーモス 真空断熱ケータイマグ JOK-500 500ml
販売価格(楽天)
2,437円(税抜)
サイズ | 幅6.5㎝ 高さ22㎝ 奥行7.5㎝ |
重量 | 300g |
容量 | 500ml |
おすすめポイント
- ロック付きのワンタッチ式により、手軽さとこぼれにくさを実現
- 飲み口が外れる設計で、洗いやすい
こちらは、人気水筒メーカーであるサーモスの、ロックリング付きワンタッチ式の水筒です。
ペットボトル1本分の容量が入るものでありながら、重量は170gに高さは22㎝と、比較的コンパクトなサイズであり、かばんに入れやすいです。
またロックリング付きなので、バッグの中でふたが緩くなりにくいのも魅力的です。
分解してみると、パーツの点数が少ないうえに簡単に脱着できるので、洗いやすさもありました。
本体カラーも豊富にあり男女問わず選びやすいというのも素敵ですね。
アイリスオーヤマ ステンレスボトル スクリュー型 SB-S350 350ml
アイリスオーヤマ ステンレスボトル スクリュー型
SB-S350 350ml
販売価格(楽天)
1,391円(税抜)
サイズ | 幅6.6㎝ 高さ16.8㎝ 奥行6.6㎝ |
重量 | 198g |
容量 | 350ml |
おすすめポイント
- 最低限の性能と値段の安さを兼ね備えた水筒
- シンプルなデザインと密閉性が高いスクリュー式
アイリスオーヤマといえば、家電や家具など幅広いジャンルを格安で販売するメーカーです。
そんなアイリスオーヤマの水筒は、水筒としての最低限の性能を持ちながら、他社にも負けない低価格を兼ね備えているところがポイントです。
そして飲み口が、少しずつ飲む用とたっぷり飲める用の2種類あります。
飲み口の角度を変えるだけで、飲み方を変えられるのは便利ですね。
ほかにも沢山!おすすめのオフィス&お出かけ用水筒5本
こちらは、購入までには至らなかったものの、特徴や便利な点がある水筒を5本ご紹介します。
CORKCICLE キャンティーン 16oz(470ml)
CORKCICLE キャンティーン 16oz(470ml)
販売価格(楽天)
3,437円(税抜)
サイズ | 幅8㎝ 高さ24.5㎝ 奥行8㎝ |
重量 | 380g |
容量 | 470ml |
おすすめポイント
- 最大16種類から選べるカラーラインナップ
- 口径4.2㎝で大きな氷も入れやすい
こちらはアメリカ生まれの水筒ブランドで「CORKCICLE(コークシクル)」といいます。
カラーリングが最大16種類も選ぶことができる上に、楕円形のようなデザインは転がりにくい上に非常におしゃれですね。
さらに機能性も、保温力が70度以上と保冷力が6度以下(※それぞれ6時間まで)と申し分ないほど優れています。
アンケートでも、このメーカーを使っている方がいました。
見た目と容量と飲み口が小さいので選びました。
klean canteen TKワイド12oz(355ml)
klean canteen TKワイド12oz(355ml)
販売価格(楽天)
3,237円(税抜)
サイズ | 幅7.6㎝ 高さ18.4㎝ 奥行7.6㎝ |
重量 | 351g |
容量 | 355ml |
おすすめポイント
- 『BPAフリー』デザインで人体や環境にやさしい
- 別売り含め、4種類のキャップから選択可能
アメリカ生まれの水筒ブランド『klean canteen(クリーンカンティーン)』も、近年話題となっているブランドです。
最大の特徴は、クリーンカンティーンが手掛ける水筒は全て『BPAフリー』という、人体や地球環境へ悪影響があるとされる化学物質が一切含まれていません。
またキャップは、別売りのストロータイプや持ちやすいループ付きキャップなど4タイプから選べます。
アンケートでも使いやすさは好評のようです。
洗いやすい上に、保温効果があるのが気に入っています。
BRUNO(ブルーノ) ステンレスボトル Tall 480ml
BRUNO(ブルーノ) ステンレスボトル Tall 480ml
販売価格(楽天)
3,500円(税抜)
サイズ | 幅6.6㎝ 高さ16.8㎝ 奥行6.6㎝ |
重量 | 198g |
容量 | 350ml |
おすすめポイント
- つや消しカラーを採用し、指紋が付きにくく滑りにくい
- おしゃれで個性的な水筒デザイン
ブルーノ製の水筒もおすすめです。
特徴は何といっても、デザイン性。
ブルーノ社は、調理用品やインテリア家具などを取り扱っているため、おしゃれで使い勝手が良いものが多いのです。
ブルーノ製の水筒は、つや消しカラーをまとったデザインで、滑りにくく手になじみやすいのがポイントです。
アンケートでもこんな声がありました。
軽さとシンプルなデザインでBRUNOを選びました。
スタンレー Classic Vacuum Bottle 1L
スタンレー Classic Vacuum Bottle 1L
販売価格(楽天)
5,200円(税抜)
サイズ | 幅9.8㎝ (取っ手除く) 高さ36㎝ 奥行9.8㎝ |
重量 | 780g |
容量 | 1000ml |
おすすめポイント
- 創業100年越えのアメリカ製老舗ブランド
- 容量・デザインが豊富なラインナップ
スタンレーは、アメリカ生まれの老舗水筒ブランドです。
創業100年を超えて得た信頼と水筒の性能は高いもので、アメリカ軍にも採用されています。
容量サイズは1Lのほかにも、350mlのマグボトルから大容量の1.9Lサイズまで幅広くあります。
FLSK フラスク 真空断熱 水筒 500ml
FLSK フラスク 真空断熱 水筒 500ml
販売価格(楽天)
1,391円(税抜)
サイズ | 幅7㎝ 高さ25㎝ 奥行7㎝ |
重量 | 315g |
容量 | 500ml |
おすすめポイント
- 炭酸飲料OK
- 豊富な9色のカラーリング
『FLSK(フラスク)』はドイツに本社を置く水筒ブランドで、水筒業界では数少ない「炭酸飲料OK」の水筒を発売しています。
サイズも350ml・500ml・750ml・1000mlの4タイプ。
カラーリングも最大9色から選べます。
デザインだけでなく、水筒としての能力も十分なものです。
レジャー用におすすめの水筒2本
サーモス ステンレスボトル 1.2L ROB-001 S 470ml
サーモス ステンレスボトル 1.2L ROB-001 S 470ml
販売価格(楽天)
3,637円(税抜)
サイズ | 幅7.5㎝ 高さ24.5㎝ 奥行7.5㎝ |
重量 | 400g |
容量 | 1200ml |
おすすめポイント
- スクリュー型で保冷・保温機能も抜群
- 取っ手付きで注ぎやすい
こちらはサーモス社から発売しているアウトドア用の水筒。
コップ付きのスクリュー式のため、非常に大きいサイズでありながら点数が少なく、洗いやすいというのが特徴です。
そしてサーモス自慢の機能性も抜群。
1.2Lという大きさでシンプルなデザインながらも、保温力は80度以上が6時間以上続くという優れものです。
私たちが独自に実施したテストでも、素晴らしい結果を残していました。
(詳しくは、水筒8種類の保温力・保冷力をチェック!をご覧ください。本ページ下部にジャンプします)
象印 ステンレスボトル タフボーイ SF-CC13-XA 1.3L コップタイプ
象印 ステンレスボトル タフボーイ SF-CC13-XA 1.3L コップタイプ
販売価格(楽天)
2,500円(税抜)
サイズ | 幅13㎝ 高さ24㎝ 奥行11.5㎝ |
重量 | 800g |
容量 | 1300ml |
おすすめポイント
- 1.3Lと大容量ながら、独自の設計により軽量化
- 口径が7㎝と非常に広め
こちらは象印のアウトドア向け水筒「タフボーイ」です。たっぷり入る1.3L容量なのに、500mlペットボトルとさほど変わりない高さと、見た目以上の軽さに驚きました。
コップが2つも付いているので、シェアもしやすく、密閉性も抜群です。
取っ手も伸縮できるので、荷物の中にしまうときにかさばりません。
性能も、7㎝という大口径のほか、77℃以上の保温力と8℃以下の保冷力(※ともに6時間)など、まさに名前通りの「タフ(耐久力の高い)」な水筒です。
登山などに!おすすめ大容量水筒
タイガー魔法瓶 ステンレスボトル 「サハラ」 2L
タイガー魔法瓶 ステンレスボトル 「サハラ」 2L
販売価格(楽天)
3,400円(税抜)
サイズ | 幅12.3㎝ 高さ37.1㎝ 奥行13.1㎝ |
重量 | 1.2kg |
容量 | 2000ml |
おすすめポイント
- 人気ブランド「サハラ」の大容量2Lモデル
- 特殊な「スーパークリーン加工」により、スポーツドリンクも使用可能
より大容量の水筒をお探しでしたら、こちらはいかがでしょうか?
タイガー魔法瓶のフラッグシップモデルともいえる「サハラ」です。
水筒業界最大の2Lという大容量だけでなく、62度以上が24時間続く保温力と7度以下が6時間続く保冷力という、機能性も素晴らしいです。
大きい氷も入れやすい広い開口部や、折りたためる取っ手も付いているので、便利に活用できます。
保育園・幼稚園に通う子供向け水筒のおすすめ水筒
タイガー魔法瓶 コロボックル ステンレスボトル MBR-C06G 600ml
タイガー魔法瓶 コロボックル ステンレスボトル MBR-C06G 600ml
販売価格(楽天)
3,437円(税抜)
サイズ | 幅8.4㎝ 高さ19.3㎝ 奥行9.5㎝ |
重量 | 380g |
容量 | 600ml |
おすすめポイント
- タイガー魔法瓶が手掛けており、機能性も抜群
- 中栓とキャップタイプの両方が付属する2Wayモデル
こちらは、タイガー魔法瓶から発売している子供用水筒です。
キャラクターには、立本倫子さんの人気絵本「コロボックル」が採用bされています。
ラインナップには写真の「ライオン」のほか、絵本の主人公「アニー」や「しろくま」「わに」の4種類。
この水筒は「コップタイプ」と「ワンタッチ式タイプ」を使い分けられる2Wayなので、お子さんの好みや年齢で変えられるのも魅力です。
ただし唯一欠点としては、ワンタッチ式の場合は、ふたの内側に装着されているゴムを取り出すときは、爪ようじなど先の細いものを使わないといけない手間があります。
変わり種!炭酸飲料OKの水筒
レボマックス2 真空断熱ボトル 20オンス(592ml)
レボマックス2 真空断熱ボトル 20オンス(592ml)
販売価格(楽天)
5,480円(税抜)
サイズ | 幅7.5㎝ 高さ27㎝ 奥行7.5㎝ |
重量 | 349g |
容量 | 592ml |
おすすめポイント
- 水筒業界で稀少な「炭酸飲料OK」水筒
- ワンタッチ式ながらも、口径が4.3㎝と広め
最後は「レボマックス2 592ml」です。
こちらは水筒業界でも珍しい「炭酸飲料OK」の水筒!
開封や蓋をするときも、ワンタッチで操作できるので簡単です。
18時間の保温能力と36時間の保冷能力があり、機能性も優れています。
実際触れてみると、ふたは吸盤の原理と同じように、水筒の内圧を吸い上げることで開けにくくする仕組みだと分かりました。
分解してみると、ワンタッチ式のふたなのに非常にシンプルな構造です。洗いやすいうえに、取り付け方法も簡単なので驚きました。
水筒8種類の保温力・保冷力をチェックしてみた!
実際に水筒を購入し、保温力・保冷力はどれほどのものなのかチェックしてみました。
水筒を実測してみた【保温力テスト】
まずは保温力テストです。
テスト条件は以下の通り。
なお、容量を通常の半分ほどに抑えることで、実際の水筒の使用状況に考慮しています。
- 室温25度±1度
- 内容物の特徴90度の沸騰したお湯
- 容量各水筒の半分ほど注入
- 計測方法1時間ごとに計測し、6時間後に何度下がったかを計測
結果はどうだったのでしょうか?
保温力テストの結果、
1位には1.2Lのサーモス・ステンレスボトルが入りました。
2位と3位にはそれぞれタイガーの水筒が位置しました。
サーモスの水筒は、計測1時間後から温度が下がりにくく、最終的にほかの水筒に大きな差を付け1位に輝きました。
一方、最下位のアイリスオーヤマの水筒は、本体価格が安いというメリットがあるものの、性能はいまひとつという結果になってしまいました。
続いては保冷力テストにいってみましょう。
水筒を実測してみた【保冷力テスト】
続いては保冷力をチェックします。
テスト条件は以下の通り。
こちらも保温力テスト同様に、実際の使用状況を考慮するために、半分ほどの容量に抑えてテストしています。
- 室温25度±1度
- 内容物の特徴水温9度のサントリー サーバー水を使用(氷不使用)
- 容量各水筒の半分ほど注入
- 計測方法1時間ごとに計測し、6時間後に何度上がったかを計測
保冷力テストの結果はご覧の通りになりました。
保温力テストとは異なり、どの水筒も温度変化が少なく、差もわずかでした。
しかしトップは、保温力テストと同じ、サーモスの1.2Lとタイガー・サハラが同率1位となりました。
3位には炭酸飲料OKのレボマックス2がランクインです。
一方最下位は、アイリスオーヤマでした。水筒の性能は残念ながら、今回テストした水筒の中では一番最下位という結果になりました。
この結果から、性能の優れた水筒を求めている方は、値段をあまり気にしないようにする方がよさそうですね。
水筒におすすめの飲み物
ところで、普段水筒を持ち歩いている人が、どんな飲み物を入れているか気になりませんか?
アンケートで「普段水筒に入れている飲み物はなんですか?」と質問したところ、こんな意見がありました。
特に多かった3種類をご紹介します。
お茶(日本茶・紅茶など)
麦茶とルイボスティーはパックの物を自宅で作って入れています。
紅茶は2リットルペットボトルから移して使っています。
お茶は・市販のペットボトルから移すほかに、パックから作り水筒に入れる方法もあります。
お茶の種類は、麦茶や烏龍茶、ノンカフェインのルイボスティーに加え、紅茶を入れている方などさまざまでした。
コーヒー(ブラックコーヒーやカフェオレなど)
仕事中の眠気覚ましのために、自宅でドリップしたコーヒーを入れています。
コーヒーやカフェオレなどを入れている方も数多くいました。
特にコーヒーの場合、コンビニで買うよりも経済的にやさしいので、便利に水筒を活用できます。
水筒ならばドリップ型や甘さを抑えたカフェオレなどお好みのコーヒーを入れられるので、より水筒への愛着がわきやすいですね。
水・白湯
主に水(または白湯)を入れています。
水筒を持ち歩く目的は単純に水分補給のため。水なので、水筒を洗うのも楽ですよ。
お茶やコーヒーだけではありません。
水を入れている方もいました。
水を入れる理由として、水分補給のほかにも「お薬を飲むための水」として使っている方もいました。
水は、お茶やコーヒーとは異なり、においが付きにくく洗いやすいというメリットもあります。
スポーツドリンク
基本的にスポーツドリンクを入れていることが多いです。
市販のスポーツドリンクをそのまま水筒に入れてスポーツ中やスポーツ後に飲むことが多いです。
飲み始めるきっかけは友人からの勧めです。
近年、内部に特殊加工が施されてスポーツドリンクが入れられる水筒が増えてきました。
それに伴い、スポーツドリンクを入れる方も増えているようです。
日ごろから運動する方にとって水分補給は欠かせないものですから、水筒は絶対必要ですね。
その他
お茶やコーヒー、スープなど、用途別に合わせて色んな飲み物を入れています。
お茶やお水、コーヒーやスポーツドリンクなどの他にも、上記の方のようにさまざまな飲み物を入れて楽しんでいる方もいました。
アンケートでは自分でアレンジした飲み物を水筒に入れているという意見も。
寄せられたレシピから特においしそうだったものを、実際に水筒に入れて飲んでみたので、ご紹介します。
【アンケートで発見!】実際に編集部で水筒アレンジドリンクを作ってみた!
作ってみたのは、この2つのレシピです。
①カフェオレ+豆乳
カフェオレを入れることが多いです。水筒にカフェオレの粉末を入れて1/3ほどお湯を入れて溶かします。そのあとに冷たい豆乳を入れて完成です。
市販の粉末カフェオレと豆乳をかけ合わせた「簡単豆乳オレ」です。粉末カフェオレの後にお湯を入れて、ふたを閉めてよくかき混ぜるのがポイントです。あとは豆乳を入れてもう一度ふたを閉めてシェイクします。
カフェオレ独特の深みと香りに、後から豆乳の口当たりと風味がほんの少し感じることができ、おいしく飲めました。
市販のカフェオレは甘めなので、砂糖を追加しなくてもおいしく飲めますし、カフェオレの種類を変えれば、また別の味わいが楽しめるのもいいですね。
②食塩水
濃度が薄めの食塩水。夏場の塩分不足に対応するためです。
スポーツドリンクなどでは水筒が汚れそうだったので、作るようになりました。
食塩水は特に、激しいスポーツをする方にお勧めしたい飲み物です。
ポイントは「濃度」です。
食塩濃度が濃い食塩水は、水筒の中身のさびを進行させやすくするので、水筒一本につきスプーン1杯程度の薄めにしましょう。
市販されている経口補水液のような口当たりで、体に素早く吸収してくれる感覚がありました。
脱水症状になりやすい環境にうってつけのレシピですね。
今回は常温でテイスティングしましたが、冷水でもおいしく飲めそうです。
水筒を長く使い続けるために、お手入れは定期的に!
水筒はできるだけ長く使いたいですよね。
水筒を長く使い続けるためには、大切なことが2点あります。
ゴムパッキンの交換やお手入れは定期的におこなう
一つ目は、こまめにお手入れをすることです。
特に、水筒で使われているふたのゴムパッキン部分は消耗品です。
交換せずに使用し続けた場合、見えない部分に汚れが溜まるだけでなく、密閉性が失われる可能性もありますので、交換しましょう。
届きにくい箇所や茶渋など落ちにくい汚れが溜まってきた場合は、水筒の中に酸素系漂白剤を薄めたお湯(約50℃)を入れて、30分~1時間ほど置きましょう。
割合は、1回の洗浄につきキャップ1杯ほどです。
(水筒を丸ごとつけ置きしてしまうと、外側の塗装が剥がれる可能性があります)
水筒の中身を洗うとき金属系のたわしを使ってしまうと、中身が傷ついてしまい腐食の原因になります。
なので手洗いの時は、柔らかいスポンジを使用してくださいね。
食器洗い機を使いたい方は、食洗機対応の水筒を選びましょう。
衛生的に長く使い続けるために、こまめなお手入れと定期的な部品交換は欠かせません。
水筒の種類によってNGな飲み物あり
二つ目は、水筒の材質により入れられない飲み物があるということです。
多くの水筒はステンレス製で出来ていますが、塩分濃度が濃いものや酸性が強い飲み物は、水筒の腐食やさびが発生しやすくなり、破損の原因になります。
さらに、炭酸飲料やドライアイスなどガスが発生しやすいものは、水筒の内圧が高まり、ふたが開かなかったり、爆発したりする可能性があります。
こういった飲料を入れて使いたい方は、ご紹介した「レボマックス2」やフッ素加工されている水筒を選びましょう。
水筒に入れてはいけない飲み物はこういったものです。
- 果物系のジュース(オレンジ・リンゴ・グレープフルーツなど)
- 牛乳もしくは乳製品
- 乳酸菌飲料
これらを入れたままにすると、水筒の素材を溶かしたり、水筒内の腐食を進行させたりするほか、さまざまな原因を引き起こします。
- 塩分が多いスープや味噌汁
- スポーツ飲料
- 炭酸飲料
これらを入れて使用したい場合は、対応している水筒を使いましょう。
まとめ
水筒の種類や容量、そして水ナビ編集部が厳選した水筒のレビューやおすすめ飲み物など、数多く紹介しました。
水筒を使う状況や生活スタイルなど、皆様一人ひとりにあった水筒選びの支えになれればと思います。
この記事を読んでくださったあなたが、ずっと使い続けられるお気に入りの水筒と出会えれば幸いです。
【執筆者のプロフィール】
水ナビ編集部
これまで60社以上のメーカーを比較し、30機以上のサーバーを実際にレンタルして使ってきた水ナビ編集部が、あなたにぴったりなウォーターサーバーを見つけます。